May 28, 2012

森 恒二: デストロイアンドレボリューション 2

閉塞感に苛まれた少年たちが社会に対してテロを仕掛けていく話。

優れた頭脳を持て余している少年と、ひきこもりから抜けだしたばかりだが不思議な能力を持つ少年が、お互いが持つものに惹かれて、それらを利用して無駄な建設中の公共事業を破壊するテロを仕掛けていく。

それに伴い、マスコミにも警察にも注目されていくが、謎の力「ワンネス」に戸惑うばかり。
一方で主人公たちにも新たに仲間が増え、力を分け与えていくことで方針にずれが生じていき、ついに人を傷つけるようになっていく。

現実世界にちょっとした超能力が出現したら、という「もしも」系の作品として割ときちんと進んでいる印象。

森 恒二: デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)

森 恒二: デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)

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May 21, 2012

アダチ ケイジ: グラゼニ(3)

8年目で年収1800万円のプロ野球選手の話。原作:森高夕次、漫画:アダチケイジ。

この巻では、フォームの変更や1軍と2軍の境目、女性との出会いについての裏話っぽいネタをうまくストーリーにしている。

1話完結から2~3話でひとつのストーリーにする構成になったので、ネタの幅が増えた印象。

アダチ ケイジ: グラゼニ(3) (モーニング KC)

アダチ ケイジ: グラゼニ(3) (モーニング KC)

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May 20, 2012

星里 もちる: 夜のスニーカー

性にトラウマを持つ男と未経験の女のカップルの話。

二人は散歩という共通の趣味を通じて知り合い、夜の東京を歩くようになる。
しかし、二人の仲はお互いの過去やトラウマが邪魔をしてなかなか進展しない。
周りは進展させようと躍起になるが、二人はゆっくりと距離を縮めていく。

ストーリーで扱う題材としてはストレートだけれど、どこか牧歌的な絵柄には過激さは感じられない。
概ね予想通りのハッピーエンドだったけれど、身につまされる部分が少なくなくて読むのがつらい気もした。

星里 もちる: 夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)

星里 もちる: 夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)

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May 19, 2012

みずきたつ: 復活の地 4

小川一水のSF小説を原作とした、みずきたつの画によるコミカライズ作品。

人類が移住した惑星レンカのレンカ帝国を舞台に、帝都トレンカを襲った巨大地震からの復興を描く。

何とか復興に向けての指揮系統や暫定の行政府も作られたが、現場での混乱は続き、その中で人種間の争いや虐殺なども起きる。
そして、そもそも巨大地震は自然災害だったのか、という疑問も提示される。

行政府の中でもそれぞれの立場で思惑が入り乱れ、さて、というところで完結。
作品としてはなんとも中途半端な終わり方。

ただ原作はまだ続いているとのことなのだが、そちらに手を伸ばすにはちょっと複雑すぎるかも。

みずきたつ: 復活の地 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

みずきたつ: 復活の地 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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May 18, 2012

浦沢 直樹: BILLY BAT(8)

第二次大戦後すぐの日本を舞台に、自分の作品が模倣であることを疑い日本にやってきた日系アメリカ人のマンガ家の話。

だったが、アメリカに戻った主人公は自分の作品がアシスタントの名前でメジャーなものになっていることを知る。
ケネディ大統領暗殺事件を防ごうとするが、防げず、陰謀を知る主人公や日系女子学生は身を潜めるように生活する。
やがてコーラの懸賞を介して舞台は日本へ移り、和歌山の土地を巡るトラブルが勃発する。

何巻か前に描かれた忍者が運んでいた巻物がようやく結びつき、巻物争奪譚になってきた。
それが面白いかどうかというと微妙な感じ。分かりやすくはなったけれど。

浦沢 直樹: BILLY BAT(8) (モーニング KC)

浦沢 直樹: BILLY BAT(8) (モーニング KC)

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April 27, 2012

東京ヴォードヴィルショー『トノに降る雨』

戦国時代を舞台に隣の領地の当主にいきなり攻めこまれ山中に逃げ込んだ当主の話。中島淳彦作、ラサール石井演出。

生田家の当主(佐藤B作)は隣の領地の細山田家(佐渡稔)の奇襲にあい、山中に逃げ込む。正室(栗田桃子)や母親(松金よね子)を置き去りにし、側室や家臣らと逃げた当主だったが、足軽や捕虜(えなりかずき)、火縄銃職人(ベンガル)、離れて暮らす弟(山口良一)らも絡んで迫りくる敵の影に怯えながら自らの生い立ちを明らかにしていく。

このところ、劇団作品のひとつのモチーフになったいた印象のある「自分は何者だったのか」という設定を可能にする複雑な家族関係も、戦国時代を舞台にすることでなんでもアリの状況を作りやすかったように観られた。

一応、ウリだったようだが、場面転換ごとの前川清の歌は少々うざかった。

劇場はそれほど大きくないが、ベンチタイプの椅子もそれほど座り難くなく、舞台も見やすく好印象。

~2012.4.20 三軒茶屋シアタートラムにて~

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April 09, 2012

幸村 誠: ヴィンランド・サガ(11)

北欧バイキングを描いた作品。

久し振りにクヌートが登場。兄のハラルド王が亡くなり、イングランドとデンマークの両国を束ねるようになり、財政難の対策に土地の接収を計画する。
目をつけたのが奴隷となったトルフィンの主人に当たるケティルの農地。ハラルド王の見舞いに来たケティルの息子を罠にはめ、王に敵対するものとする。

新しい展開になってバラバラになっていた登場人物たちがじわりと集まってくる雰囲気が良い。
トルフィン達の隣の農場の脱走奴隷の話も挿入され、期待を持たせて次巻。

幸村 誠: ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)

幸村 誠: ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)

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April 08, 2012

ツジトモ: GIANT KILLING(22)

国内プロサッカーリーグの元スター選手が監督となって弱小クラブに戻ってくる話。

前巻に引き続き前半は山形戦の模様を描く。
交代枠を使ってそれぞれの監督の策がピッチ上で表現される終盤、最後の最後でPKを獲得したETUが劇的な勝利を収める。

好調なETUの成績で街のサポーターの雰囲気も変わっていている様子が描かれ、後半の川崎戦へ。
スポンサーも観に来る上位との対決で達海はキャプテンの村越をベンチからも外して臨む。

村越のカミさんの話と川崎の八谷のキャラクターが面白い。

ツジトモ: GIANT KILLING(22) (モーニング KC)

ツジトモ: GIANT KILLING(22) (モーニング KC)

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April 07, 2012

清原 なつの: お伽ファンタジーシリーズ 2 雨降り姫と砂漠王子

おとぎ話を現代風にアレンジしたり、現代の物語に置き換えたりしたショートストーリー集。

割りと最近の作品で題材もどこか現代的なものが多い印象。
それでも変わらない絵柄のためか、安心して読むことができる。

清原 なつの: お伽ファンタジーシリーズ 2 雨降り姫と砂漠王子 (フラワーコミックス)

清原 なつの: お伽ファンタジーシリーズ 2 雨降り姫と砂漠王子 (フラワーコミックス)

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April 06, 2012

おかざき 真里: &(アンド) 3

古民家を借りて夜間はネイルサロンを開く病院事務の20代独身女性の話。

前巻から引き続き、年上の医者との関係で揺れ動き、古民家を貸してくれている年下の後輩は無意識のうちに翻弄するという変わらずの構成。

年上の医者の隠された過去と現在の状況が少しずつ明らかになってきているくらいが進展したところ。

じれったい展開のまま以下次巻。

おかざき 真里: &(アンド) 3 (Feelコミックス)

おかざき 真里: &(アンド) 3 (Feelコミックス)

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