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January 31, 2005

攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG 11

「個別の11人」事件から引き続き追うことになったテロリスト、クゼとの邂逅から始まり、内閣調査室ゴーダとの対決も迫る。
ようやく敵(というほどはっきりしたものはないにせよ)も見え始め、派手なシーンも多く、見所の多い巻。

いつの間にクゼを追うようになったんだろうとか、ゴーダは最近出ていないな、と思っていた向きにはおさらいとして良い感じ。

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January 30, 2005

午前の光 1

中断していたパームシリーズの最新刊。
前回シリーズ「愛でなく」で終了してしまったかと心配していた向きには待望の一冊。

舞台設定は前回シリーズからほぼ一年後。
カーターの妹、ジョイが登場するところから話は始まる。
これまで名前しか出てこなかったジョイの登場が騒動を巻き起こす。

今のところホームコメディ色が強いけれど、それだけでは終わらないだろうという期待はさせてくれる。
前回シリーズよりは好み。

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January 29, 2005

comic新現実 問題外増刊みたいな…

書店のレジ脇に無料で配っていたcomic新現実の冊子。
緊急特集と銘打たれて大塚英志のマンガが収録されている。
これが「ワインカラー物語」に掲載されていたネタの一端なのだと、20年経った今頃になって知った。
興味深いのは、大塚英志本人による作品解説。とはいっても裏話がほとんどなのだけれど。
その中でももっとも興味を惹かれたのは「野生時代」に連載しているという藤原カムイ+大塚英志の「アンラッキー・ヤングメン」に関する記述。
1968年の日本を舞台にした作品が単なる思いつきでなく、縁あってのものであることが分かる。
多分に単行本化されたら真っ先に購入することであろう。
ちなみに当記事のタイトルはそのまま表紙に記述されている。

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January 28, 2005

闇殺獣

「キラーネーム」からの改題、版元変更での出版。
読んだことがあるような、ないような。
あまり覚えていないけれど、この作者の作品だなー、というのは分かる。
ホラーやファンタジーの要素が少なく、「バイオレンス・エロス」の見出しには合っている。

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January 27, 2005

夜刀の神つかい(8)

主人公が出てこないな...

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January 23, 2005

笑犬樓の逆襲

筒井康隆が雑誌「噂の真相」に連載していたコラムを中心にまとめられたエッセイ集。
断筆解除後から始まっており、役者をはじめとする芸能生活も垣間見える。
また、独特なものの見方や辛辣な意見は、時にそれで溜飲を下げている人をも攻撃対象とすることがある。
それゆえに読者しては油断できず、心地よい緊張感を持って作者と相対するような感覚がある。
こうした姿勢は、あまり見られなくなっている昨今、とても貴重であるように思う。

ちなみに、芸能生活のために東京の拠点としていた神宮前が文章中に何度も出てきて、原宿名店案内という項もある。
昨年まで徒歩圏に住んでいただけに、是非とも、その内容をなぞってみたかったものであった。
それにしても、このようなコラムを連載していた「噂の真相」が無くなってしまったのは大変残念。

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January 17, 2005

手塚治虫「火の鳥 乱世編」

今年の大河ドラマ「義経」は、もうNHKの番宣で一年見てしまったかのような気になっているのだけれど、手塚治虫は源平合戦をどう描いているのかと思い立って購入。上下2巻構成。
平清盛が福原に都を移すのも、木曽義仲が京に攻め込むのも、頼朝が義経を疎ましく思うのも、背景に火の鳥の存在があったというフィクションを設定し、違和感なく何かに取り憑かれたような戦国武将の姿を描いている。
火の鳥シリーズの中では、火の鳥自体の取り扱われ方が独特な作品。
以前に読んだのは朝日ソノラマ版だったのだが、ラスト付近の描写が若干違うような気がする。

Amazonからの購入はこちら→火の鳥 (7)角川文庫
                  火の鳥 (8)角川文庫

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January 16, 2005

桑田乃梨子「月刊1年2組」

コミックスで持っているにも関わらず買ってしまった文庫版。
割とオーソドックスな学園ラブコメで、だれも変身しないし、特殊な能力もないけれど、その分、内面描写の独特さが目立つ。
今読むと、「豪放ライラック」に通じるのかなと思う。

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January 15, 2005

CASSHERN

 2004年公開映画のDVD化。3枚組。

 DISC2はメイキングが中心。このメイキングが2時間以上もある。よくありがちな、このシーンはこんな風に撮りました、とか、主演の誰々さんは頑張りました、という構成でないのが特徴的。
 メイキングの主役はあくまで監督。監督の確固たるイメージを如何にして形にしていったか、それを作品に携わる多くの人々に如何に伝えていったか、というドキュメンタリーとなっている。
 それが何となくカリスマを作ろうとしているようでイヤな感じ。

 DISC3には企画書が収録されていたり面白いのだが、未公開シーンにコメントしている監督の言葉を聞いていると、この人は色々と理屈を付けすぎるのではないかと思う。
 面白いから、とか、何となく、で作ったものに理屈がついて行って魅力的な作品になるのではないかな。もしくは理論的に構成されていても、そうとは見せずに撮影され、監督の手によって初めて作品として生まれ変わるとか。

 その意味で、この作品はこれまでとは違う形で作られたのだと思うし、全スタッフでイメージを共有しようと言う監督の意図はビジネスの世界でも盛んに言われていることで、この2枚の特典DISCは実践記録として参考になるだろう。
 問題は、監督の話す理屈やイメージそのものがさほど面白くないことだろう。それを一番分かっていたのは衣装担当スタッフで、その様子もきちんと収められているのが秀逸。

観覧時の感想はこちら

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January 14, 2005

COWBOY BEBOP 5.1ch DVD-BOX

全巻持っているのにも関わらず、5.1ch化と、買えなかったSession #0を含むという煽り文句に購入してしまいました。
9th Sessionまであったものが7枚組となっているのは圧縮率とか考えれば問題あるのかもしれないけれど、とりあえずはよしとしよう。
それより7枚がそれぞれに工夫を凝らしたケース(?)に入っているのには唖然。らしい遊びといえば言えるけれど、BOXのままでないと保管できないね、これは。
全話を見終えてはいないけれど、音にはこだわっていたBEBOPだけに、5.1ch化は迫力あって良い感じ。
目的の一つだったSession #0は1枚目に特典として入っていたけれど、作品ではなく予告番組のようなものでした。少々残念。

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January 13, 2005

ネタばらし!―他人には教えられない裏情報650

大層なタイトルがついてはいるが、トリビア以降にたくさん出てきた蘊蓄ものの雑学本。
それでもネタの鮮度に気を遣っているらしく、どこかで読んだものばかりという状態にはなっていない。
もっとも、感心しながらクスリと笑えるセンスはやはり「一行知識」の方が上か。

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January 11, 2005

戸田誠二「ストーリー」

 この作者の最新刊。収録作品数はついに5作品に。
 いずれも秀作ではあるのだけれど、やはり長めになっている分、ショートショートでのすっきりした読後感には少々欠ける。
 長さとしては2時間スペシャルドラマの原作にもなり得るような分量だけに、いずれもドラマティックな要素が含まれている。そうした要素はこれまでの作品では見られなかったものであり、少々戸惑いも覚える。
 それは決して悪い意味ではなく、TVドラマのような盛り上がりがこの作者の作品に必ずしも必要であるかという点において疑問も禁じ得ないからだ。
 これ以上長い話のストーリーテリング能力では、やはり少女コミックとして評価されている作者たちに一日の長があるような気がする。
 今後、より長い作品を重ねていくのか、元のショートショートに戻っていくのか、興味は惹かせてくれる。

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January 10, 2005

戸田誠二「しあわせ」

 作者2冊目のコミック。1冊目に比べると、いわゆる短編と言われるくらいの長さを持ったものが多くなっている。
 1冊目に多く見られたショートショートとも言うべき極端な短編もいくつか収められているが、数は少なくなっている。
 この作者の良さは、そのショートショートにおいて発揮される視点の鋭さや割り切りの良さであるように感じている。

 今回多く納められている短編は、あとがきで本人も述べているようにいささか暗めなものが多い。
 ただ、そうであればあるほど、ストーリーテリングの能力が必要になってくる。いかに読者をそうした世界に引き込むようなエピソードを積み重ねていけるかが問われていくことになる。
 その意味で、この本はまだ取り扱っているテーマに助けられている部分が多いような気がする。それら独特なテーマを優しい視線で見つめているような作品たちはまだ愛おしいと感じさせてくれるけれど。

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January 09, 2005

第六大陸

2025年から2037年にかけて月面に有人施設を建設しようとする日本の民間企業を描いたSF作品。
月面プロジェクトを具体的な民間事業として捉えることで、そのコストやリスクを丹念に(とはいっても程々に)検証して現実可能性をシミュレーションしていることを特徴としている。

思えば、スペースシャトルの初号機が成功したとき、NHKの子供向け情報番組に出ていた科学担当の先生は「21世紀になる頃には600万円くらいで宇宙旅行ができるようになる」と言っていたことを今でも思い出す。
けれど、21世紀になっても宇宙旅行はできるようになっていない。この作品もその同じ状況を踏まえて描かれている。

なぜ人類は宇宙に出られないのか、また一度は出ようとしていたのか?
宇宙は国家プロジェクトとしてしか成立しないのか? いくらのコストをかければビジネスとして成立するのか?
そんなことを検証しながら、1巻は膨大な準備段階が描かれる。
決して派手なところのない、その段階を描くことで、リアルな世界観へと引きずり込まれてしまう。

2巻はいよいよ人が宇宙に出て作業する段階が描かれる。
そこではアクシデントもあり、挫折もあり、最後には一大スペクタクルも登場する。
そのラストは今ひとつ乗り切れないけれど、夢のあるラストは爽快。

金子修介監督の「ガメラ 」をはじめとして、フィクションの世界を丹念に描くことでリアル感を出すのは最近支持を集めている手法だけれど、それを忠実にSF小説に取り込んだという印象。
読んでいる途中では是非ともプラネテスの幸村誠にコミック化してほしいと思ったが、気付けばカバーイラストと口絵が幸村誠だった。少々間抜け。
ただ、ラストのスペクタクルはハリウッドにウケそうでもある。だとしても決して間抜けなCGで取り繕ったような映像化はしないでほしいと思うのだった。

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                  第六大陸〈2〉ハヤカワ文庫JA

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January 08, 2005

生きるススメ

書店で平積みになっているのを見て、逡巡した挙げ句に同じ作者の本を3冊まとめ買い。
もっとも初期の本となるこの作品は作者がホームページで発表していた短編を中心に収められているらしい。
ネットから出てきた小説というのはあまり良い印象はなく読んだこともないのだけれど、コミックにもこうした流れがあって、きちんとした作品があることに素直に感動する。
帯に「ひきこもりの家族に絶賛」といったようなことが書いてあり、確かにそうした題材の作品も収められている。
ただ、それが単なる「そのままの君でいい」といった肯定論になっているだけでは、さほど面白くはない。
ちょっとシニカルで辛辣だけど、基本的に優しい視点で様々な状況に置かれている人々を見つめ描かれていることが心地よい。
ちょっと心が弱くなっているときに浸りたい感じの作品。

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January 04, 2005

丹下左膳 百万両の壺 特別版 (初回限定生産2枚組)

 2004年公開の痛快時代劇のDVD化。
 特典ディスクの中味はメイキングやインタービュー、舞台挨拶など。割とオーソドックスな構成で、俳優のファンにとっても、丹下左膳の腕の処理といった裏舞台が気になるファンにとっても物足りない感は残る。
 興味深いのはリメイクの基となっている山中貞雄監督作品を代表的なシーンごとに対比して紹介している部分。興味はあっても、なかなか手を出せない旧作にふれる機会が得られるのは貴重。

 映画上映時の感想はこちら

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January 03, 2005

「誰も知らない」ができるまで

 2004年公開作品のメイキング「のみ」を収録したDVD。
 主演柳楽優弥が2004年度カンヌ映画祭で最優秀主演男優賞を受賞したことで話題となった本編はドキュメンタリータッチが持ち味の作品だが、このメイキングはそうした撮影風景をまる1年通して映し出している。
 まだ慣れないけれど力強い目が印象的なオーディション風景。ぎこちないセリフ回しに台本をなくしていくリハーサルシーン。そして1年間に渡る撮影風景。そうした是枝監督の独特な手法が余すところなく描き出されており、ファンとしては非常に興味深い。
 そして、画面の中でみるみる(文字通り)成長していく柳楽くん。撮影当初は競演の韓英恵ちゃんの方が明らかに高かったのに、季節を経るごとに並んでいく。そして声変わりも...
 本編の魅力はこうした役者自身の成長がそのままフィルムに焼き付けられていたことなのだろうと思う。撮影終了の場面が本編と同じように涙を誘うのは、そのせいだろう。
 冒頭と終盤にカンヌでの子供たちの姿が映る。本編と変わらず、華やかな世界に慣れない居心地の悪さと、それでも楽しんでいる姿がとても好ましく感じた。

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January 02, 2005

キューティーハニー コレクターズ・エディション

 2004年夏公開作品のDVD化。
 コレクターズ・エディションにはフィギュア、設定資料集、ブックレット、特典ディスクが付属する。
 特典ディスクの内容はメイキングや未公開場面集など。メイキングはキャラクターごとに構成されており、見やすい。主演の佐藤江梨子が中心になってしまうのは当然としても、現場で明るくこなしている様はファンならずとも不愉快な感じはしない。
 ちなみに、楽しみにしていたミッチー演じるブラッククローのミュージッククリップは本編ディスクの映像特典に収録されている。ただ、本編ディスクは本編が終わるまでメニューボタンが効かない仕掛けになっており、すべてを観るか早送りしないと操作できない。

 映画上映時の感想はこちら

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January 01, 2005

ワインカラー物語

この作品の作者、かがみあきらについては少なからず思い入れがある。
それを限られた中で語るのは大変難しい。ぼくの10代の後半は、その思い入れを形にすることだけに費やされたと言っても過言ではない。

この作品はかがみあきらが漫画ブリッコというロリコンコミック誌(と当時自ら標榜していたのでそのまま使うけれど、今考えてみればすごいことだ)で使っていた「あぽ」名義の作品がタイトル作品をはじめとして半分、かがみあきら名義の作品が半分という構成になっている。
活動後期のラブコメが中心となっており、その位置づけについては、当時漫画ブリッコの編集長であり作品中にも登場する今や文壇での評論活動や人気コミックの原作者として名の知れた大塚英志が語っている。

そのスタイリッシュな作風は、さすがに古さも感じるけれど、決して20年前の作品と思わせるようなものではなく、今でも十分に通用する。
それだけに、巻頭のタイトル作品は20年前のまま2色カラーで出してほしかった。

ワインカラー物語―かがみあきら

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