« 西村 しのぶ: いっしょに遭難したいひと (2) | Main | わかつき めぐみ: きんぎんすなご »

July 17, 2005

曽田 正人: capeta カペタ 8

F1を頂点とするレース界の底辺となる国内レースカートで活躍する少年の話。

全日本カート選手権ICAクラス第3戦、自前のチームで資金力に乏しいカペタはすでに耐用年数を越えているカートで参戦。
この試合で優勝できなければレースを続けられない状況の中、予選は棄権し決勝レースは最下位からのスタート。
レース開始直後、激しい雨が降ってくる。しかしタイヤはスリック(晴れの日用)。次々とスピン、クラッシュするマシン。
カペタはそんな最悪のコンディションにも関わらずアクセルを踏み込む。
マシンも肉体もとうに限界を越えているにも関わらず、天才的なマシンコントロールで徐々に順位を上げていき、遂にトップ集団を捉える。
そして、最終周...

フィクションにおいて主人公が活躍するのは当たり前のこと。
その当たり前のことを如何に説得力を持たせ、感動に導くか、ストーリーテラーの腕はそこにかかっている。
この巻の全編に渡って描かれる激しいレースはストーリーの中の盛り上がりと共に読者を引き込み、一気に感動のレース終盤へと連れ去ってゆく。

涙しながら次巻を待ちたい。
ところで帯に「アニメ化」の文字が。
大いなる期待と一抹の不安がよぎる。

曽田 正人: capeta カペタ 8 (8)

|

« 西村 しのぶ: いっしょに遭難したいひと (2) | Main | わかつき めぐみ: きんぎんすなご »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 曽田 正人: capeta カペタ 8:

« 西村 しのぶ: いっしょに遭難したいひと (2) | Main | わかつき めぐみ: きんぎんすなご »