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December 23, 2005

とり みき: 山の音

行方不明の恋人を追って、九州山地の隠れ里とも呼ばれる山村を訪れた男が体験する不思議な話の表題作をはじめとするシリアスな作品を集めた作品集。

絵は決して上手くはないが、すべてをフリーハンド、ノーベタ、ノースクリーントーンで描かれた作品と知れば、多少は印象も変わる。
表題作は単なるミステリーから自衛隊の影、北京原人を巡る謎から巨人伝説、日本書紀のクニ造りとスケールが大きくなっていき、壮大なラストにつながっていく。

その他の作品もストーリー構成は確かだが、いずれもペシミスティックな雰囲気。
そうした傾向は心して読んだ方がいいかもしれない。

とり みき: 山の音

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 ナチスによって持ち去られたロシアエカテリーナ宮殿の「琥珀の間」と共に、第2次大戦で忽然として姿を消して杳として行方の知れのない人類の宝が、歴史の教科書には必ず登場する「北京原人」の骨(化石)だ。  それは日米開戦と同時に北京からアメリカに運ばれる途中で行方不明になってしまった。その行方をめぐっては様々な説があるが、日本の憲兵隊が1943年段階でそれは北京の米軍施設にあると結論づけていたという文書が発見されたという(朝日新聞1月2日)。... [Read More]

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