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February 02, 2006

枡野 浩一: あるきかたがただしくない

歌人・枡野浩一の週刊誌および新聞に連載していたコラムを中心としたエッセイ集。

枡野浩一という短歌の人がいると言うこと、blogなどを駆使しているということ、若いのだから散文形式なんだろうという予想くらいはあったのだけれど、顔と名前が一致はしないという程度の知識しかなく読んでしまった。

日本映画に対する趣味や視点は自分と似ているところが感じられて興味深かった。
それ以上に興味深いのは作者が連載の中でほぼすべての回に自らの離婚ネタを披露して愛息への面会を求めていること。
元妻が南Q太であるのは初めて知ったけれど、この連載だけでは枡野が一方的に理不尽な目に遭っているかのように感じられる。
逆の立場からはどのような反論があるのかを聞いてみたくなった。

とはいえ、枡野浩一という人がこれほどキャラクターを確立している人だとは知らなかった。
これでは、枡野ファンという人がいても不思議ではないし、そうした人からすれば、このエッセイ集も揃えるべき本の1つになるのだろう。
自分がそうしたファンの一人になるかというと、ビミョー。

枡野 浩一: あるきかたがただしくない

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» すきな本(5) 枡野浩一『あるきかたがただしくない』 [「すきなもの日記2」〜子ども支援のために〜]
昨年の年末に出た、歌人の枡野浩一さんのエッセイ『あるきかたがただしくない』。 週刊朝日や毎日新聞等で連載していたエッセイをまとめた本です。 私自身は、枡野さんの歌集は4,5冊は読んでいたのですが、 エッセイ集は初めてでした。 ご自身が離婚されて、それ以降、息子と会えないことを、淋しく、つらく思っている日々。 そのような思いがベースにありながら、 仕事をし、新しい作品を作って�... [Read More]

Tracked on February 10, 2006 at 04:50 PM

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