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May 15, 2006

曽田正人: め組の大吾 11

若き消防隊員の活躍を描いた作品。文庫化の最終巻。

インドネシア・スマトラ島の山林火災に落合先生が巻き込まれたと知り、単身乗り込む大吾と付き添いの甘粕の二人組。
現地の若い消防隊員含め3人で山林に入り、村人たちを助け出す。
はぐれた落合先生を見つけ出し、二人きりで脱出を試みる大吾。
そして助け出された二人は遅れて到着した本当の救助隊が無駄足になるほどの活躍を見せる。

NYを舞台にした後日談も描かれているが、海外にまでスケールの大きくなった話の収まりどころが難しくなった印象は否めない。
最後まで人の死が描かれない作品ではあるが、主人公の英雄ぶりは災害の発生が前提となるものであって、本当は主人公が英雄として活躍する場がない方が良いという自己矛盾を表明しているのは潔いと言えるだろう。

曽田正人: め組の大吾 11

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