曽田 正人: シャカリキ! (1)
坂を上ることが好きな自転車乗りの少年の話。文庫化の第1巻。
少年チャンピオンの連載も、単行本も、ワイド版も読んでいたので、ストーリーは覚えてしまっているけれど、これを機会にロードレーサーを買ってしまったほど影響を受けた作品なので、文庫版も購入。
坂の街に越してきた少年テルは、買ってもらったばかりの自転車に拘り一人坂に向かい続ける。
中学生になったテルは、ライバルの存在を知り、横浜の名門高校に進学する。
本格的な自転車競技を始めて間もないが、市の公式レースに参加を決める。
何度も読んでいるのに、それでもワクワクしてしまう熱意がこの作品にはある。
高橋留美子がエッセイを寄稿しているのが珍しい。
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