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January 10, 2007

夢枕 獏: 新装 餓狼伝〈the Bound Volume 1〉

世界最強を追い求める男達を描いた格闘技小説「餓狼伝」の合本第1弾。

「餓狼伝Ⅰ」「餓狼伝Ⅱ」「餓狼伝・秘篇 青狼の拳」「餓狼伝Ⅲ」を収録。

単なる合本と言うことで迷ったが、整理の意味も含めて購入。
正確なところは分からないけれど、加筆・修正も加えられているとのことで、確かに読みやすくなっていると感じられる部分がある。
それも総合格闘技がなかった時代に書かれた総合格闘技小説と考えれば、合点がいくだろう。
当時はグレイシーも柔術もK-1もPRIDEもなかった時代、そのひとつひとつの技を描写する手段すら確立されていなかったとするなら、その意義は非常に高く、また興味深い。

夢枕 獏: 新装 餓狼伝〈the Bound Volume 1〉

夢枕 獏: 新装 餓狼伝〈the Bound Volume 1〉

「餓狼伝Ⅰ」
丹波文七が6年振りに東洋プロレス・梶原年雄に再戦を挑むところまで。
冒頭で丹波文七vs.竹宮流・泉宗一郎は丹波の勝利。
6年前のエピソードとして丹波文七vs.梶原は梶原の勝利。
ラストで横浜・山下公園で丹波文七vs.梶原。

「餓狼伝Ⅱ」
松尾象山率いる北辰館のオープントーナメントに丹波が誘われるまで。
冒頭で竹宮流継承者として藤巻十三が登場。
奈良において丹波文七vs.藤巻十三は決着付かず。
ラストで東洋プロレス・長田が登場。

「餓狼伝・秘篇 青狼の拳」
梶原に敗れた6年前、丹波文七が松本のサンビスト河野勇の元を訪れ、サンボの教えを請うエピソード。
冒頭で柔道家・梅川丈次、剣鬼・土方元が登場。
さらに遡る数年前のエピソードとして河野勇vs.柔道家・矢島剛は河野の勝利。
丹波文七vs.梅川丈次は丹波の勝利。

「餓狼伝Ⅲ」
冒頭で堤城平が河野の元でサンボを学んでいる北辰館の空手家として登場。
北辰館のトーナメント出場を直訴する長田vs.梶原はプロレスのリング上で真剣勝負を繰り広げるが、ノーコンテスト。
ラストで松尾象山vs.藤巻十三。

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