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February 19, 2007

皆神 龍太郎: 新・トンデモ超常現象60の真相

と学会メンバーによる、TV番組などで頻繁に取り上げられる超常現象の正体や真相についてまとめた本。

青森県のキリストの墓などを取り上げた「古代文明の伝説」、超能力探偵などを取り上げた「超能力・超人伝説」、ミステリー・サークル生成の瞬間ビデオなどを取り上げた「UFOと異星人の伝説、岐阜県のポルターガイスト現象に悩むアパートや宜保愛子の霊視を取り上げた「霊と悪魔の伝説」、聖書に秘められた暗号などを取り上げた「大予言の伝説」、オリバー君や雪男、ニューネッシーなどを取り上げた「未知動物の伝説」、バイオリズムや江戸風水都市説を取り上げた「身近な超常現象の伝説」、マリー・セレスト号事件などを取り上げた「怪奇現象の伝説」の8章からなっている。
それぞれのテーマについて、信じている人たちやTVなどで取り上げられる「伝説」と、真実に迫った「真相」からなり、主張とその反論と言った構成になっている。

皆神 龍太郎: 新・トンデモ超常現象60の真相

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February 18, 2007

曽田 正人: capeta(カペタ) 13

4輪レーサーを目指す少年の話。

前巻でカートを卒業したカペタがいよいよフォーミュラに本格参戦する模様を描いた巻。

曽田 正人: capeta(カペタ) 13 (13)

曽田 正人: capeta(カペタ) 13 (13)

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February 15, 2007

阿曽山大噴火: 裁判狂時代-----喜劇の法廷★傍聴記

著者のライフワークとなっている裁判傍聴に関するエッセイを集めた本。

裁判傍聴の初心者向けに、傍聴までの手続きや公判の順序とその見方について分かりやすく書かれている。
そこでは、裁判のほとんどが行けば見られるように公開されており、その内容も人間味あって面白いものであることが伝わってくる。
なんとなく裁判所が敷居の高いものであるかのような 印象を持つ人が多いだろうが、その要因となっているニュースで報道されるような大きな裁判はまれであり、裁判所は予想以上に開かれたものになっていることも分かる。

裁判傍聴に関して言えば、マスコミでは余程大きな事件でなければ公判を毎回報道することはない。事件当初や犯人逮捕前後では大騒ぎした事件であっても、公判で何が事実として争われているのか追加取材されることはない。
悪魔か鬼かと報道された被疑者は本当にそうした犯人なのか、やむにやまれぬ事情を報道された被疑者も本当にそうした理由で犯罪を犯したのか、実は裁判所で争われている内容が事実であり、それを持って刑罰が決められている。
マスコミが報じないそんな事柄が、実は広く公開されていることに裁判傍聴に惹かれる人の心情にはあるのではないかと思ってみたりもする。

と言うことで、著者が日刊スポーツ紙に連載しているコラムは毎回読んでいるのだが、残念ながら、この本ではそうした傍聴記は決して多くはない。
タイミングを外した事件は面白くないだろうし、被害者や被告の人権に配慮したものかもしれないが、コラムの集大成と思って読むとちょっとがっかりする。

とはいえ、すぐそこに迫っている裁判員制度によって我々国民は否応なく裁判に関わる機会を持つことになる。
法律の知識は必要ないとしても、少なくとも裁判の作法やそこで行われていることについて知っておきたいと思うのであれば、格好のテキストと言えるだろう。

阿曽山大噴火: 裁判狂時代-----喜劇の法廷★傍聴記

阿曽山大噴火: 裁判狂時代-----喜劇の法廷★傍聴記

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February 14, 2007

okuda tamio Cheap Trip 2006(Blu-ray Disc)

2006年2月11日福岡サンパレス、同年2月13日博多ドラムロゴスで行われた奥田民生のライブを収録。

同内容のDVDはすでに発売されているが、未購入のため、Blu-ray Discを選択。
正直、ライブ映像でBlu-rayの意味はあるか疑問だったが、少なくとも映像の鮮明さは明らか。
そんな鮮明な映像で奥田民生の顔を見たいかという点はさておき、ワイド画面でステージ全体が入る映像は臨場感がある。

音質も当然ながらサラウンドで迫力はあるものの、DVDとの明らかに違うかは聴き比べているわけではないので不明。

メニューが若干分かりにくく、選択されているのかどうかの色分けが分かりにくい。
また、PLAYSTATION3での操作では、字幕表示を選択しているはずなのに表示されず、一度メニューに戻って選択し直さなければならない仕様(バグ?)が見られた。

価格にさほど差がないのであれば、こうしたコンテンツも今後はBlu-rayを選択していくことになるだろう。

okuda tamio Cheap Trip 2006

okuda tamio Cheap Trip 2006

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February 13, 2007

西村 しのぶ: サード・ガール 4

1980年代中盤、神戸を舞台に背伸びしたい女子中学生と理系大学生とのつきあい模様を描いた作品。20年振りに完全版として復刊した第4巻。

前巻から涼と美也さんが社会人となり、夜梨子が高校生となって、割とイベントが少ない印象の巻。
そのためか、涼と美也さんが大学生で付き合い出す前のエピソードがひとつ挿入されている。
そこには、西村しのぶ作品にはあちこち出てくる印象のある歯医者の広瀬さんが登場。
ただ、以前のエピソードでは、涼と美也さんのつきあい始めはもっと前だったような気もするし、設定の危うさを感じる回でもある。

西村 しのぶ: サード・ガール 4 (4)

西村 しのぶ: サード・ガール 4 (4)

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February 12, 2007

おかざき 真里: サプリ 5

広告代理店に勤める女性の話。第5巻。

新入社員の世話役を任されつつ、手がけている仕事もおろそかにできず、その仕事上で知り合ったカメラマンに惹かれつつ、海外に撮影に出かけた相手のことを愛おしいと思いつつ、相手に別の女性の影が見えたり、といった話。

仕事には振り回され、恋愛にも振り回されるけど、どちらも諦めたくない、という相変わらずのエピソード満載。
TVドラマ化されたもので、書店では平積みになっているけれど、多分に違う話になっているだろうから、惑わされない方がよいのではないかと思う反面、一度手に取った働く女性にとっては共感を得たりするのだろうな、と思うのだった。

おかざき 真里: サプリ 5 (5)

おかざき 真里: サプリ 5 (5)

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February 09, 2007

菊地 秀行: 秘宝迷宮 魔界都市ガイド鬼録

"魔震"によって外界と断絶した"魔界都市・新宿"を舞台に、一流のガイド・外道棒八が宝を探し求める話。

あまりキャラ立ちしていない外道棒八を主人公にした時点で苦戦は予想されるところだが、ネタの展開も苦しい。
いくつかのポイントを回って秘宝を探すという大きな目的は冒頭で提示されているのにも関わらず、いつまでも同じところをぐるぐる回るばかり。
挙げ句に主人公が直面したトラブルも解決もせず。

後半は展開がどうなろうと関係なく、早く読み終わりたい一心に終始するのであった。

菊地 秀行: 秘宝迷宮  魔界都市ガイド鬼録

菊地 秀行: 秘宝迷宮 魔界都市ガイド鬼録

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February 08, 2007

たがみ よしひさ: 妖怪戦記 完全版

少年キャプテンに連載されていた妖怪退治アクションもの。単行本未掲載分を含めた文庫化。2巻同時発売。

初出一覧が見当たらないのではっきりとは分からないが、少年キャプテン休刊前の、たがみよしひさ作品としては比較的後期に当たると記憶している。
それだけに、絵柄やストーリーは若干乱暴で、好感を持てない部分もあるけれど、それでも十分に独創性は見て取れるのだった。

単行本未掲載分と言われても記憶はほとんどなく、しかも完結していないので読後感は今ひとつ。

たがみ よしひさ: 妖怪戦記 上 完全版

たがみ よしひさ: 妖怪戦記 上 完全版

たがみ よしひさ: 妖怪戦記 下 完全版

たがみ よしひさ: 妖怪戦記 下 完全版

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February 07, 2007

春日 武彦: 僕たちは池を食べた

精神科の主人公が語るユニークで興味深い患者たちの姿を描いた作品。

本書の帯には「精神科医の綺想蒐集小説」と書かれているが、果たしてこれを小説と呼んで良いものか判断に苦しむ。
作者のエッセイはいくつか読んでいるが、それとの違いが正直分からないからだ。

連れ合いとのエピソードや自らの過去や思い出話が赤裸々に語られているなと言う印象は持つけれど、帯の惹句がなければエッセイと言われても分からないだろう。
小説と言われるからには、そこに語られているエピソードはフィクションなのかもしれないが、それがフィクションと分かるほどの派手さや面白さは正直ない。

小説として読むのであれば、そのレベルは踏まえておく必要はあるだろう。

春日 武彦: 僕たちは池を食べた

春日 武彦: 僕たちは池を食べた

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February 06, 2007

夢枕 獏: サイコダイバー毒島獣太 2

人間の精神領域に潜り込み、異常を治療するサイコダイバーと呼ばれる職業で活躍する男を描いた夢枕獏原作のコミカライズ。

1巻で原作のイメージから大きくかけ離れていることは述べたが、さらに乖離は大きくなり、もはや別物と言っても良いほどの作品になっている。

そもそも精神世界の描写は非常に観念的で、それだけに文字と読者の想像力との共同作業に依る部分が大きい。
それを絵で表現しても、ひたすら気味が悪く不愉快なものにしかならない。

夢枕 獏: サイコダイバー毒島獣太 2 (2)

夢枕 獏: サイコダイバー毒島獣太 2 (2)

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February 05, 2007

なるしま ゆり: 鉄壱智 3

地域の神々と都との争いを描いた作品。

と言うような構図がようやく分かった巻。
鉄壱智という少年やその他の神々との関係、神の成り立ち、過去のエピソードが語られている。

これで少しは安心して読み続けていけそうな気分にはなったが、今度はきちんと終わるのかどうかが心配になってきたりする。

なるしま ゆり: 鉄壱智 3 (3)

なるしま ゆり: 鉄壱智 3 (3)

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February 04, 2007

ゆれる

東京でカメラマンとして活躍する弟(オダギリジョー)と、実家で父親の跡を継ぐべくガソリンスタンドを切り盛りしている兄(香川照之)が母親の法事で久し振りに顔を合わせたことで巻き起こる出来事を描いた作品。西川美和脚本・監督作品。

同監督の長編デビュー作「蛇イチゴ」も葬式をひとつのきっかけにした兄妹のエピソードだった。
冒頭の法事の場での兄弟のやりとりや弟と父親(伊武雅刀)との確執を見たときには同様の家族ものだとばかり思っていた。
それは、兄の元で働いている幼馴染みの女性(真木よう子)が登場し、昔関係があったと思われる弟が再び関係を持つ展開となっても変わらなかった。
それだけに、翌日に3人でピクニックがてらに出かけた渓谷にかかる「ゆれる」吊り橋での出来事からの展開は良い意味でそれまでの予感を裏切ることとなった。

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