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March 11, 2007

唐沢 俊一: 三丁目の猟奇

昭和30年代の猟奇事件をまとめたコミックエッセイ。

タイトルがパロディとしている「3丁目の夕日」を持ち出すまでもなく、昭和30年代にノスタルジィを感じる日本人は多い。
リアルタイムにその時代を知っている人はもちろん、その時代以降に生まれたものにとっても、どことなく懐かしさを覚える時代として取り上げられることが多くなっている。

この本では、そんな時代に起きた猟奇的な事件を取り上げ、高度成長期の中で犯罪も多様化し、今考えられているようなバリエーションは多く生み出されていることを教えてくれる。
昨今、ちょっと話題の事件が起きると、「これまで類を見ない」とか「変化の激しい現代社会の闇」といったキャプションが付けられるが、何のことはない、オリジナルは何十年も前に起きているのだ。
その意味では、いつの時代もスターだけではなく犯罪もマスコミによって光が当てられ、作り出されていくのだな、と思うのだった。

ちなみにコミック部分はソルボンヌK子。

唐沢 俊一: 三丁目の猟奇

唐沢 俊一: 三丁目の猟奇

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