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May 22, 2007

山田 玲司: 水の鳥

死を見せてくれる「水の鳥」を巡る5つのエピソードをまとめた短編集。

言わずと知れた手塚治虫の「火の鳥」を念頭に置いて描かれたこの作品は、同じように生と死を扱いながら、現代日本社会の歪みの中で人の欲望と、その在り方について描き出している。

シナリオや絵の緻密さは「火の鳥」に及ぶべくもないが、身も蓋もないタイトルを付けるほど真正面から取り組んでいる姿勢は、作品のモチーフと重なり評価はできる。

とはいえ、どれだけメッセージが伝わっているのかは不明。この作品で生き方を変えようと思うほど若くはない自分の年齢に依るのかもしれないけれど。

山田 玲司: 水の鳥

山田 玲司: 水の鳥

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