曽田 正人: capeta(カペタ) 14
4輪レーサーを目指す少年の話。
16歳の誕生日を迎え、ようやくフォーミュラに参戦できるようになったカペタは、デビュー戦で源と対決の機会を得る。
少ない経験を補うように公式予選でタイムを刻んでいくカペタに対し、源は大きな事故を起こしてしまう。
それでもグリッドに着いた源とカペタは並んで本選に臨む。
カペタ自身のようやくデビューできたフォーミュラへの想い、源との対決を前にしての相手に対する想い、そんなカペタに入れ込み直接間接を問わず関わってきた周りの人たちの想い、そんなものがデビュー戦のスタートに合わせて丹念に凝縮されて描かれ、気持ちを盛り上げる。
源とカペタの異次元の走りはレース序盤だけ。
中盤以降は次巻へ続く。
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