高岡 永生: Goal Den Age
ユース世代のサッカー選手がユース日本代表として世界を目指す話。
「GIANT KILLING」の原作者による作品と言うことで大人買いの上、全3巻を一気読み。
高校のサッカー部でFWを勤める主人公は実績もないが、いきなりU-16日本代表の試合に呼ばれる。
それは、日本協会の強化策として無名の才能を集めて日本代表を活性化させようというプロジェクトだった。
無名の才能がエリートを撃破する構図は分かりやすくて面白く、同じ原作者と知れば、「GIANT KILLING」に通じる部分もある。
ただ、最終巻でU-16ブラジル代表との戦いから2008年北京五輪までの展開がいかにも性急で、連載の予定が修正されたことが伺える。
それにしても、主人公の幼馴染みという役どころのヒロインは、少年誌には必要なのかもしれないけれど、無理矢理代表チームに潜り込む設定も違和感あるし、ただひたすら邪魔だったりする。
こういう作品に必然性のない女性キャラクターは不要なのではないかと思うのだった。
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