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September 11, 2007

能田 達規: オーレ! 4

地方公務員が地元プロサッカーチーム上総オーレのスタッフとして運営に関わっていく話。

2部N2リーグを最終節で何とか最下位での自動降格を逃れた上総オーレは、アマチュアリーグAFLを2位で終えたサンガイア宮崎との入れ替え戦に臨む。
地方行政と一体となってNリーグ入りを目指している宮崎は、スタジアムを始めとする施設、多くの元Nリーグ選手など充実している面が多く、主人公は圧倒されてしまう。

また、ホーム&アウェイで行われる第二戦のホームで観戦に来たNリーグのチェアマンから、どちらがNリーグにふさわしいか、忌憚のない意見を聞かされる。
改めて上総オーレが置かれている立場を思い知らされた主人公の思いとは別に、チームは勝つしかない状況で、試合は刻々と進んでいく。

その試合の緊迫感、盛り上がり方は、この試合が終われば連載が終了するのだろうと思わせるほど。
ところが、試合が終わったあとの現実を描くことで、本当の意味でのクラブチームがどんなものであるか、何をしなければいけないかが描かれ始める。

そう、スタッフにとってはシーズンオフこそ、チーム作りに重要な時期であることを、この作品は描こうとしている。
そこが単なるサッカーマンガとは呼べない、この作品の良さになっている。
そして翻弄される主人公は一生をかけた決断を迫られて、次巻へ続く。

シリアスな本編とは打って変わっておまけマンガにはホッとさせられ、安心して笑える。

能田 達規: オーレ! 4 (4) (BUNCH COMICS)

能田 達規: オーレ! 4 (4) (BUNCH COMICS)

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