田中 メカ: お迎えです。 第2巻
死んでもこの世に未練を残している霊を、あの世へ導く仕事を手伝う少年の話。文庫化第2弾。
あの世の会社「GSG(極楽送迎サービス)」の仕事が前巻で十分に徹底されたところで、主人公・堤円は、相変わらずバイトとしてこき使われる。
設定が設定だけに、伝えられなかった想いや言葉が溢れていて、それだけで涙を誘うが、そんなジメジメしてしまいそうなエピソードの合間に挟まれているギャグが絶妙。
単行本で読んでいたはずなのに爆笑してしまった。
阿熊さんのキャラクターも育ってきて、なかなか雰囲気も良くなってきているところ。
描き下ろしの特別編も掲載されお得感は高い。
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