神崎 将臣: 重機甲兵ゼノン 2
体をサイボーグにされた少年が巨大軍事組織に立ち向かっていく話。新作と旧作同時刊行の第2弾。
旧作の方はこれで完結。
なるほど、かなり中途半端な終わり方をしていて、これでは続編も書きたくなるものだろう。
書きたくとも、その場を与えられなかったということか。
圧倒的に続編である新作の方が画力もアップしているが、設定ももう一段階増やしたかのように謎が重ねられている印象。
主人公が機械になった体を「機械、機械」とうるさく悩むのがうざったいが、最近はそうした改造人間の王道も少ないので、これはこれで良しとしないと読みづらいだろう。
引きも強いので、続編には期待したい。
Comments