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December 31, 2007

福本 伸行: 告白―コンフェッション

かわぐちかいじの画による山岳サスペンスもの。

雪山で遭難した男二人の話。
瀕死の重傷を負った男が、死を覚悟して殺人を告白するが、直後に吹雪がやみ、近くの山小屋に逃げ込むことに成功する。

告白された男は、相手がどう思っているのか、自分を口封じしようとはしていないか、疑心暗鬼になってくる。
自分の口にする言葉が相手にどう思われるだろうか、どういう行動に出られるだろうか、と頭の中でシミュレーションを繰り返し、結果なにもできない時間が過ぎていく。

そうした緊迫感はかわぐちかいじの絵により怖いくらいに伝わってくる。

意外性のある(ようなないような)ラストも含め、映像化されそうな予感を大いに持つ。
何しろ、シーンが山小屋だけで済むし、登場人物も限られる。
実写化しやすいだろうが、役者の選び方で出来の善し悪しは変わってくるだろう。
設定では20歳代後半くらいか。妻夫木聡ならできそうだけれど、もう一人が難しいな。
若い頃の佐藤浩市と中井貴一の組み合わせはイメージできるのだが。

福本 伸行: 告白―コンフェッション (講談社漫画文庫 か 3-27)

福本 伸行: 告白―コンフェッション (講談社漫画文庫 か 3-27)

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December 30, 2007

小山田 いく: ウッド・ノート 2

高校のバード・ウォッチング部を描いた作品。1980年代半ばに発表された作品の復刻版第二弾。

青春ものの定番として、色恋ごとのトラブルや挫折、そこからの復帰などが描かれる。

それでもちょっと背伸びしている感は否めない。
連載時はそれがちょっと嫌だったことを思い出した。

小山田 いく: ウッド・ノート 2 (2) (小山田いく選集 2期)

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December 29, 2007

西 炯子: 女王様ナナカ

SMクラブの女王様が、心に闇を抱えた客に対してプレイを通して自己解放を図っていく話。

大槻ケンヂの原作により、14年前に雑誌掲載されたままになっていた作品に、続編を追加しての単行本化。
最近多い復刻企画のひとつとも言える。

話の内容も絵柄もよくマッチしていて違和感がない。
絵柄に関しては14年間の移り変わりを感じることはできるものの、読んで不愉快になることはない。

巻末には大槻ケンヂと西炯子の対談、そして大槻ケンヂの直筆原稿が収録されており、お買い得度は非常に高い。

西 炯子: 女王様ナナカ (リュウコミックス)

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December 28, 2007

夢枕 獏: 餓狼伝 21

最強の座を賭けて戦う男たちの話の第21弾。Amazonのデータでは作者としてクレジットされている夢枕獏原作小説のコミック化。

何巻か前から舞台は空手・北辰館主催のオープントーナメントになっている。
ルールは既に畳の上の総合格闘技になっているので格闘技ファンには違和感なく読める。

収録されているのは準決勝の2試合と、決勝を前に松尾館長が練習と称して試合をするまで。

準決勝の第1試合はかみ合うように見せておきながらグダグダの結果には正直落胆。
第2試合は前振りだけすごいが、結果はあっけなく、いずれも原作のような死闘とはほど遠い。

そこがコミックとしての限界かな、と思ったりする。

夢枕 獏: 餓狼伝 21 (21) (アッパーズKC)

夢枕 獏: 餓狼伝 21 (21) (アッパーズKC)

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December 27, 2007

ひぐち アサ: おおきく振りかぶって Vol.9

公立高校の新設野球部の話。

夏の甲子園を目指す全国高等学校野球選手権埼玉大会に挑む西浦高校の一年生野球部の面々。
初戦で強豪・桐青高校を破り、精神的、戦略的に準備を進めながら次戦を迎えるまで。

準備の中では父兄のビデオ撮影などまで言及されているのが興味深い。
また、女性監督の謎にも徐々に迫っていく。

ところで奥付では連載掲載時期が昨年になっているが、あまりに遅くはないか?
連載はいまどこまで進んでいるのだろうか。

ひぐち アサ: おおきく振りかぶって Vol.9 (9) (アフタヌーンKC)

ひぐち アサ: おおきく振りかぶって Vol.9 (9) (アフタヌーンKC)

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December 26, 2007

山田 芳裕: 度胸星 2

人類初の火星着陸を果たした直後に遭遇した謎の存在と、火星での謎の事故を受けてクルーを救出に向かおうとする地球上での動きを描いた作品の復刻版。

火星では唯一生き残った乗組員は引き続き謎の存在と向き合いながら、何とか地球と連絡を取ろうと努力を重ねていく。
一方、地球では生き残っているか分からない乗組員救助のために救出船のクルー選抜試験が繰り返されている。

この二つのストーリーはこの巻でも交わらずに続いていく。
もちろん、同じ世界であり、いつかは交わると分かっていながらも、どのように交わっていくのか、期待を持たせて次巻へ続く。

山田 芳裕: 度胸星 2 (2) (KCデラックス)

山田 芳裕: 度胸星 2 (2) (KCデラックス)

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December 25, 2007

ちみ もりお: 冥王計画ゼオライマー 完全版

少年少女が運命に翻弄され、巨大ロボットで秘密結社と戦う話。

今となっては古典にも挙げられる美少女コミック誌「レモンピープル」で連載、途中で終了していたものにラストを20年振りに補完して発行された作品。

ヘンにリアリティやら世界観やらのたまうようになった昨今にしては、巨大ロボットやら秘密結社といった設定は奇異に感じられるだろうし、昔の作品であるという印象を受けるかもしれない。

ただ、現役で「レモンピープル」誌を知っている年代からすれば、そうした設定は当時からパロディの対象であったことは指摘しておきたい。

巨大ロボットと少年少女による勧善懲悪の設定は、TVのロボットアニメの「お約束」であり、その設定を借りて「エロ」を追加するのが当時の美少女コミックのフォーマットの1つだったと記憶している。

それは「お約束」に対するカウンターカルチャーとしての表現の仕方であったようなもので、ヒロインの陵辱シーンなどは「性」を覆い隠しているTV表現の限界をあざ笑うようなところがあって、決して欲望が女性そのものに向かっているようには思えなかったし、そうした指摘には違和感を覚える。

そうした20年前とのコミックで表現される内容の変遷や画力の違いなど、見どころの多い作品。

ちみ もりお: 冥王計画ゼオライマー 完全版 (リュウコミックス)

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December 24, 2007

よしなが ふみ: 大奥 第3巻

男女が逆転した江戸時代の有様を江戸城の大奥を通して描いた作品。

前巻に引き続き、徳川家光の時代が描かれている。
流行病によって男子のみが少なくなっていく状況で、早死にした家光の影武者として家光の隠し子が女子であることを偽って家光になりすます。
公家出身の有功と愛し合いながら精神的にも安定し、時には鋭く政への意見もするようになる。

それと並行して、世継ぎのために他の男との同衾を進める件などは有功との愛情との板挟みに苦しむ姿が分かりやすく、また共感を得る描かれ方をしている。

春日局が病に倒れ、家光の産んだ子供の父親も流行病に倒れるなど、世の中はますます男子が少なくなり、抜き差しならない状況になっていく。
そして、ついに家光が女将軍として姿を見せるまで。

元は吉宗が書庫で昔の書物に書かれた話を読んでいる設定のため、このあとどうなるかは分かっている訳だが、それでも緊張感もって描ききる手腕は大したもの。

このまま吉宗に戻るのか、家光としてのストーリーが続くのか、興味は期待と共に尽きない。

よしなが ふみ: 大奥 第3巻 (3) (ジェッツコミックス)

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December 18, 2007

近藤 史恵: サクリファイス

日本国内で自転車ロードレースチームで戦う若手選手の話。

川西蘭の「セカンドウインド」からの流れで読んでみた。

主人公は2年目の若手選手。高校まで陸上競技で好記録を出していたが、個人競技ならではのプレッシャーが嫌になり、エースとアシストという役割分担がある自転車競技に転身する。

この実は団体競技である自転車ロードレースの役割分担に焦点を当てて、決してエースを望まない主人公の性格をあぶり出していくところはうまい。
さらに、ツール・ド・ジャポンという大会を通して、スプリントと山岳コースという異なる競技と言っても良い自転車レースの特徴とチーム内の選手の性格付けとリンクさせ、チーム内の人間関係を描いていく。

こうした手法は確かにうまいが、すでにコミックでは「シャカリキ!」や「オーバードライブ」で実現されているため、そうした作品を読んだ者には決して目新しさは感じないし、その迫力には欠ける面も否めない。

ツール・ド・ジャポンで好成績を収めたチームは主人公も含む若手を交えてヨーロッパ遠征に挑む。
若手の海外移籍という話も出てくる中、主人公の前に元恋人が取材者として現れ、心かき乱す情報を与える。

この辺の本番前のアスリートに対する無神経なやり取りはちょっと現実感を欠く。

そして、レース中に惨劇は起きる。

その哀しみに立ち向かうアスリートたちを描いていくのかと思いきや、最終章は思いがけない展開を見せる。なんと、主人公が惨劇に隠された謎解きを始めるのだ。

あまりに少ない物的証拠と、関係者の証言から導き出した無理矢理とも言える主人公の推理は、けれど、バシバシ的中し、またいくつもの哀しみをあぶり出していく。

正直、この展開は不要だと感じた。
最後の結論も、あまりに登場人物たちの想いを純粋に美化しすぎている嫌いがあって、何とも後味が悪い。
それは、主人公によって語られる、登場人物たちのその後のエピローグにも表れている。

所詮、目先を変えた推理ものというところだろうか。
スポーツものとして読むとあまり良い気はしない。

近藤 史恵: サクリファイス

近藤 史恵: サクリファイス

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December 16, 2007

浅野 いにお: ソラニン

東京に暮らす同棲カップルの話。全2巻を一気読み。

大学の軽音サークルで二人は卒業して一緒に暮らし始めている。
彼女は気に入らない仕事が続く会社のOL、彼氏はデザイン関係のフリーター。
惰性で続いている月2回のスタジオ練習で会う大学時代の仲間もいる。

そうした日々の繰り返しの中で、このままではいられないことも感じながら過ごしている。
そうして彼女は仕事を辞める。

貯金が尽きるまでという期限付きの中で、二人は行く末を考え始める。

衝突などもありながら、決してバイオレンスにもドロドロにもせず、妙に湿っぽくないストーリーは特徴的で、その分、やがて訪れる哀しい出来事がしみじみと伝わってくる。

決して派手ではないが、秀作といえよう。

浅野 いにお: ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

浅野 いにお: ソラニン 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

浅野 いにお: ソラニン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)

浅野 いにお: ソラニン 2 (2) (ヤングサンデーコミックス)

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December 15, 2007

山田 芳裕: デカスロン 10

陸上競技のひとつ十種競技に挑む選手の話。文庫化第10巻。

世界選手権を舞台に戦い続ける主人公・風見万吉。世界記録を持つ絶対王者ダン・オブライエン、ライバル嵐、ナフードと役者も揃い、競技を盛り上げていく。

といってもこの巻では4種目目のみ。

面白いから良いけれど、1巻で1種目ではいつ終わるものかと思わないでもない。

山田 芳裕: デカスロン 10 (10) (小学館文庫 やB 20)

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December 10, 2007

川西 蘭: セカンドウィンド 1

自転車ロードレースに挑む少年の話。二部構成。

主人公・溝口洋は中学三年生、自分の住む村の山道を自転車で走るのが好きだったが、思い立って町のロードレースに出場する。
そこではロードレーサーに乗った経験豊かな同年代の選手が多く参加していたが、シティバイクで最高位を得た洋は、町の中心企業である南雲デンキの自転車部のジュニアクラブに誘われる。
そこで練習生として練習を重ねながら、周りのメンバーやメンバー入りを目指す練習生たちの姿を見ながら、自分の自転車に対する想いを見つめ直していくのが第1部。

第2部では夏休みを前に自転車を降りた洋が、再び自転車を乗るようになり、田村岳という新しい相棒を得て、ヒルクライムを重ねながら、再びレースに出場しようとするまでを描いている。

作者のファンとしては待ちに待ったほぼ十年振りの新作は、真っ当な青春スポーツ小説だった。
自転車競技というマイナーなスポーツを丹念に描き、その厳しさや熱さといったものを作者の持ち味で描き出していく。

正直、自転車競技に興味のない向きには難しい描写もあるかもしれない。
個人的にはコミックで「シャカリキ!」を読んでロードレーサーを買って乗ったり、最近では同じく「オーバードライブ」という作品を読むことによって自転車競技に対する基礎知識を得ていたことが助けになったとも思える。

それらコミック作品と比べると、主人公が何かに秀でた天才でなく、周りから心配されるほどのダメキャラでないところが、真っ当な青春小説として評価したいところだ。
こうした小説を読む機会のある普通の少年が共感を得られるような当たり前の感情とちょっとだけ秀でた才能を主人公は持っている。

競技の描写も細やかで、登場人物も友人、幼馴染み、ライバル、後輩と混乱しない程度に充実している。
二部構成ながら、タイトルに1と付くように、二部の最後は続きの期待させる引きとなっている。

このままコミカライズや映像化も予感させるような出来に仕上がっているが、あまり中途半端な出来にはしてもらいたくない。
そんな気にさせるような作品。

川西 蘭: セカンドウィンド 1 (1) (ピュアフル文庫 か 2-2)

川西 蘭: セカンドウィンド 1 (1) (ピュアフル文庫 か 2-2)

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December 09, 2007

ZABADAK BIRTHDAY LIVE

ZABADAKの渋谷でのライブに数年ぶりに行く。

このところ会場が川崎というケースが多く、観に行っていなかった。

気が付けば、CDも気付けば購入はしていたものの、聴き込むと言うほどには聴いておらず、自分の音楽に対する接触度が減少していることを感じずにはいられない。

そんなわけで前半の新しめのところは聴くことに集中する感じ。
中盤の小編成になってから、古い曲も混じりだして、ラストは定番の2曲。
そしてアンコールも。

2回目のアンコールは弾き語りでの「小さな宇宙」。

久々に音を浴びたという感覚を堪能した。
欲を言えば、もう少しアコースティックなナンバーも欲しかったかも。

~12月6日・渋谷 O-WESTにて~

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December 07, 2007

わかつき めぐみ: シシ12か月

土地神様とその家来たちの日常を描いた短編集。

1話をひと月として、12ヶ月分を12話で構成している。

現代の人間の社会も垣間見せながら、その裏で生きている土地の神様たちの姿を描く。
ただ、描き方はひたすら楽しく、妙な環境問題提起臭さはないところが好感を持てる。

巻頭のシシのフィギュアが良し、な感じ。

わかつき めぐみ: シシ12か月 (ジェッツコミックス)

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December 06, 2007

山田 芳裕: 度胸星 1

人類初の火星着陸を果たした直後に遭遇した謎の存在と、火星での謎の事故を受けてクルーを救出に向かおうとする地球上での動きを描いた作品の復刻版。

個人的にはヤングサンデーを読まなくなる直前の作品で、割と面白かった作品たちが一斉に打ち切られた時期の作品。
「噂の真相」などによると、編集部の体制が変わったことによる方針転換だったようだが、それによって中途半端になってしまった作品はかわいそうだ。

単行本を買っていなかったので、連載当時の記憶だけだったのだが、やはり面白い。
「デカスロン」後の作品として期待が高かっただけに、あまりのジャンル違いに驚いたが作品の冒頭には、それ以上に驚かされたものだ。

火星で唯一生き残った宇宙飛行士が謎の存在に挑むサバイバルと、火星への宇宙飛行士募集に応募した日本人が訓練と競争に打ち勝っていくサバイバルが並行して進んでいくストーリーは上手さを感じさせる。

ラストをあまり覚えていないので、次巻が楽しみ。

山田 芳裕: 度胸星 1 (1) (KCデラックス)

山田 芳裕: 度胸星 1 (1) (KCデラックス)

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December 05, 2007

楠 桂: 鬼魔

少女向けオカルトコミック作家として活躍している楠桂の初期作品の中から鬼をモチーフにした作品をまとめて文庫化。

イラストに短文を付けただけの絵巻物っぽいものや、時代劇、現代物などその後の一連のホラー系作品の元始が感じられる作品が並ぶ。

文庫本にしては珍しくカラーページが多く含まれているところは嬉しいところ。
書き下ろしのあとがきは1ページのみ。

楠 桂: 鬼魔 (新書館ウィングス文庫)

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December 04, 2007

浦沢 直樹: PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より

ロボットが当然のように人間と暮らす未来社会に於いて有名なロボットやその関係者が次々と破壊される事件を巡る話。

これまで思わせぶりに延々と引っ張ってきたユーロポールのゲジヒトの過去が明らかになり、ヘラクレスはプルートゥと対決し、天馬博士はアトムを甦らせようとする。

なかなかプルートゥの全体像も見せず、まだまだ続く様相。
そろそろ怠くなってきた。

浦沢 直樹: PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

浦沢 直樹: PLUTO 5―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (5) (ビッグコミックス)

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December 03, 2007

MICHELIN GUIDE東京 2008

フランス・タイヤメーカーによる料理店・ホテルガイドの東京版。

東京版の発行は初めてということで話題になり、発売初日に売り切れの書店が多かったが、意外にも売れ残っていた店があったので購入。

ニュースなどでは三つ星などと星の数が話題になるが、ガイドの見方を読むと、星の数は「料理の美味さ」を表しているが、もうひとつ尺度があることに気付く。
それは「快適度」を表すもので、「適度な快適さ」から「豪華で最高級」まで5段階、アイコンを赤/黒で使い分ける(赤の方が上)ことで10段階で評価している。

その二つの尺度で見ると、ニュースなどで紹介されていた三つ星の鮨屋も快適度は最低ランクだったりしており、特に比例していないことが分かる。

もっとも、料理の味でも言われるように、快適度も何を持って快適とするのかは議論があろう。
ただ、このガイドがあくまで外国人が日本に観光に来るためのガイドとするならば、注文や質問など店のスタッフとの会話も含めて外国人が快適に食事ができるか否かを示しているとすれば、一定の理解はできよう。

その意味では、海外からの客人を食事に連れて行くときの参考にはなるだろう。
まぁ、そんな機会はないだろうし、5桁の食事代はなかなか縁がなさそうではある。

: MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)

MICHELIN GUIDE東京 2008 (2008)

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