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January 15, 2008

郷田 マモラ: モリのアサガオ ―新人刑務官と或る死刑囚の物語

拘置所の死刑囚房に勤める新人刑務官の話。全7巻を一気読み。

親のコネで入った新人刑務官の目を通して、凶悪犯罪を犯して死刑判決を受けた死刑囚たちの姿とそのやり取りを描いた作品。

平成19年度文化庁メディア芸術祭大賞受賞作品とのことで、決して上手いとは言えない絵柄で非常にデリケートな話題を扱っている。

当然のことながら、死刑囚にも様々あって、改心の余地のないものから真摯に罪を償うものまであり、また冤罪の可能性も否定できない。
その意味では死刑というテーマを扱った時点で、お涙頂戴にも感動ものにも社会派にも振ることができるわけで、勝ちは約束されたようなものであるとも言える。

絵柄の読みづらさは最後まで慣れなかったけれど、中途ではサスペンスの要素も盛り込みつつ、難しいテーマに最後まで向き合った姿勢は評価できる。

郷田 マモラ: モリのアサガオ ―新人刑務官と或る死刑囚の物語 (アクションコミックス) [コミックセット]

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