« 春日 武彦: 問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ | Main | 松田 奈緒子: 少女漫画 »

February 27, 2008

山田 芳裕: 度胸星 4

人類初の火星着陸を果たした直後に遭遇した謎の存在と、火星での謎の事故を受けてクルーを救出に向かおうとする地球上での動きを描いた作品の復刻版の最終巻。

地球での火星救出クルー選抜試験日本版の最終試験も遭難間際で生き延びるが、主人公は落選、選抜試験を争った仲間が火星に向かう姿を見送る。

一方、火星では唯一生き残った乗組員は謎の存在に戦いを挑むが敗れ、その正体をディスクに収め救出クルーに残す。

ついに救出クルーは火星に辿り着くが、着陸と同時に謎の存在が出現し地球との連絡は途絶えてしまう。
何とか残った居住スペースで残されたディスクから謎の存在の正体に次第に近付いていく。

地球では相次いでの火星探索失敗に、再度の救出は行わないことを決定。憤る主人公たちの元にロシアからの火星探索計画が持ち込まれる。

さて、これほど「完」という字が空々しく見えた作品はない。
たしか連載していたヤングサンデーが作品の総入れ替えを行い、その一環として実質の打ち切りを食らったと記憶している。
当時の「噂の真相」に依れば、編集長の異動に伴うもので、新しい編集長の意向によるものだったらしいが、惜しいことをしたと言わざるを得ない。

作者本人にいつの日か本当の完結編を書くだけの意欲が残っていることを願うばかりだ。

山田 芳裕: 度胸星 4 (4) (KCデラックス)

山田 芳裕: 度胸星 4 (4) (KCデラックス)

|

« 春日 武彦: 問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ | Main | 松田 奈緒子: 少女漫画 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 山田 芳裕: 度胸星 4:

« 春日 武彦: 問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ | Main | 松田 奈緒子: 少女漫画 »