やさぐれぱんだ 白盤
パンダと青年の会話による不条理ショートコント劇集。
ネット発のコミックが原作とのことだが、未見。
堀部圭亮が脚本・監督、青年役に堺雅人、パンダの声に生瀬勝久という名前に惹かれて購入。
堺雅人が若干不安ではあったけれど、淡々とした涼しい感じがうまく笑いに結びついている。
お気に入りのネタは「ニホンゴスコシネ」。
映像特典にはメイキングと未使用映像で、いずれも本編と同じレベルで楽しむことが出来る。
パンダと青年の会話による不条理ショートコント劇集。
ネット発のコミックが原作とのことだが、未見。
堀部圭亮が脚本・監督、青年役に堺雅人、パンダの声に生瀬勝久という名前に惹かれて購入。
堺雅人が若干不安ではあったけれど、淡々とした涼しい感じがうまく笑いに結びついている。
お気に入りのネタは「ニホンゴスコシネ」。
映像特典にはメイキングと未使用映像で、いずれも本編と同じレベルで楽しむことが出来る。
殺人事件は警察に代わって探偵が捜査するという、探偵の地位が確立されていた世界の話。
神戸ポートピアを舞台にした連続殺人事件は、JDC(日本探偵倶楽部)の龍宮城之介を中心に、謎の存在であるN月R太郎などと共に自分の過去と向き合う。
また、BDC(ボランティア探偵倶楽部)の伽藍堂天晴と、警視庁の笹山徹は、比叡山の奥にあるという探偵寺に向かい、天晴は探偵眼を手に入れるためのRPGばりの地下迷宮を探検する。
それぞれの過去と関係が明らかになっていき、政府・総理大臣の陰謀が表に出てくる。
シリアスモードになってはいるけれど、絵柄と設定のリアリティを超越した壮大さはどうかと思われるけれど、それもまた持ち味か。
記憶をなくした男が超人的な能力と共に自らの過去と陰謀に立ち向かっていく話。原作小説のコミック化第7弾。
この巻からメキシコ編。全体的にインターミッションという雰囲気があり、すべての準備段階と言った面持ち。
ややこしい敵対関係もまだ重要でないので、アクションシーンも掛け値なしに楽しめる。
それにしてもアクションシーンがどんどん派手になっていくような...
4輪レーサーを目指す少年の話。
新章に入り、カペタはエントリーフォーミュラにデビュー後、最後を3連勝で締めくくったシーズンを終えてのオフが描かれる。
通常であれば、同じエントリーフォーミュラカテゴリーをもう1年過ごし、翌年にひとつ上のクラスであるF3を目指すことになる。
そんな中、行われたF3のセレクションにカペタは「おまけ」で参加する。
一刻も早く上のカテゴリに上がりたいと考えているカペタは儀礼的なセレクションに真剣勝負で挑む。
しかし、それゆえにそこで感じたマシンの違和感を正直に口に出してしまい、マシンを降りることを命じられる。
何とかセレクションに続けて参加できることになったカペタは、繰り返されるセッティングの変更にも対応し、限界も感じながらタイムを刻み始める。
そして明らかとなるカペタの感じた違和感の正体。
若い才能を目の当たりにした大人たち、特におじさん達の描かれ方がなんとも言えない。
はっきりとは描かれないけれど、きっと過去にあったであろう様々な因縁やプライドを捨てて若い才能に賭けたいと願うシーンは涙を禁じ得ない。
そうした大人たちの思惑の中で、カペタはひとつの決断を迫られる。
果たして、というところで次巻。
ちなみにこの巻もモナミの出番はなし。
明らかにおじさんたち向けの巻。
野球マンガ「巨人の星」を現代風にリメイクした作品。
この巻の前半は前巻からの流れで花形が高校野球部に溶け込んでいくまでのぬるい展開。
後半は星雲高校編。
つかみの「俺は今猛烈に感動している」のセリフは良いけれど、使うタイミングが違うところが何とも。
その後も飛雄馬より伴忠太にスポットが当たっている印象。
知っているキャラクターたちが登場し、突っ込みどころが増えたという意味で、ようやく面白くなってきたか。
自転車ロードレースに賭ける高校生たちの話。
この巻ではリレー形式で行われているレースの第4走者の走りが描かれる。
超人的な能力が出てきたり、落車があったりと、ストーリーはクライマックスへと向かっているような印象。
思えば、このレースも合宿最後の試験ではあるものの、選手生命を賭けるほどのものだっただろうか。
このレース後も意識する時期として、引くに引けない展開は気になる。
陸上競技のひとつ十種競技に挑む選手の話。文庫化最終13巻。
世界選手権を舞台に戦い続ける主人公・風見万吉。9種目目を終え、世界記録を持つ絶対王者ダン・オブライエンとの一騎打ちとなる。
最後の1500mで雌雄を決する二人の争いが、延々と、しかし飽きることなく描かれている。
ラストは後日談も収められているが、ドタバタエピソードな感じがまたよく、最後の1ページまで驚かせてくれる。
同作者の「度胸星」を読んで消化不良だっただけに、清々しさも感じさせる。
自由業の女性となごみ系年下公務員カップルの話。
のはずだったが、神戸を舞台にした女性二人のシンプルライフの日々徒然が前半。
後半は東京から彼氏と喧嘩してやってきた女性も加わっての女性三人同居生活とお見合いツアー。
お見合いツアーのセッティングをするのが年下公務員のマキちゃんなのだが、人選が渋い。
なんとも羨ましい感じのする自営業のライフスタイルなのだった。
江戸時代を舞台に、剛剣を扱う男の活躍を描いた作品の完結編。
東北の藩を舞台に、謎の流派「冥府流」を将軍家指南役にして世間に広めようとする一派と、それに抗う勢力との戦いが描かれる。
しかしながら、その関係性がよく分からないのに加え、登場人物がその役割をくるくると変え、しかも分身まで何人も現れると来ては、何がストーリーの本筋か把握するのは困難。
柳生十兵衛や服部半蔵など有名人?を登場させてもうまく使えているとは思えない。
ひたすら読むのに時間がかかった。
宇宙のテロリストを追ってきた捜査官バーディーが地球の少年と一心同体になって敵を追っていく話。
前巻から第三部もクライマックス。温泉宿の地下に潜んでいたミイラがテレビ局と調査に来た教授の独断専行により甦り、バーディーが迎え撃つ。
苦戦を強いられたところで登場するのは宿の娘。
そして明かされる宿に代々伝わるアルタ人との関係。
多少哀しいエピソードも織り交ぜながら、地上では事件を覆い隠そうとする村の衆が教団を呼ぶ。
そのエピソードが次第にクロスしていく様が絶妙。
とはいえ、主人公が周囲からあからさまに怪しく思われてしまうところで次巻。
人の考えていることが読み取れるテレパシー能力を持った少女が住み込み手伝いとなって各家庭の内情を知ってしまう話。筒井康隆原作のSFを清原なつのがコミカライズ。
原作は中学生時分に読んだ記憶があるのだが、書かれたのは35年前にもなるそうだ。
住み込みの手伝いというシチュエーション自体が現代とはマッチしない印象もあるが、却ってセレブなどと言う言葉で括られる上流階級を描くには分かりやすいかもしれない。
人の心を読むという設定から分かるように、人の欲というものがあからさまに出てくる。
金や名誉、性欲など、文字だけの原作でも興奮したことを覚えている。
それがコミックとなってどのように表現されるのか興味深かったが、ほぼ記憶のままはっきりと描かれていた。
そこは、清原なつのの淡泊な、良い意味で劣情を催させない絵柄が功を奏しているように思われる。
出来ることなら、続編となる「七瀬ふたたび」「エディプスの恋人」まで続けて欲しい。
仏教系大学の有志が集まって設立した死体運び業の話。
8巻になるものの、連載雑誌が変わったせいか、改めて登場人物を紹介するようなエピソードになっている。
そのため、せっかく進んでいた謎ときもリセットされたような印象。
中途から読む人には良いかもしれないが。
惜しまれつつ休刊した雑誌「噂の真相」の編集長である岡留安則がコメンテーターを務めた朝日ニュースターの同名番組のトークをまとめたもの。
政治とカネ、IT業界、風俗業界、ジャーナリズム、芸能界、日本外交などのテーマに各界の論客がトークをかわす構成。
テレビの地上波では決して放映されなくなった骨太な内容ではあるけれど、ここで暴露されたようなスクープネタがあるわけではない。
それも今読むとそう感じるのであって、放送当時では斬新な情報であったかもしれない。
その意味では、トーク内容が現実になっているという側面もあるのかもしれない。
なんにせよ、活字になってしまうと内容はどんどん古くさくなってしまうことは避けられず、その影響力も次第に小さくなってしまう。
インターネットでも良いから、こうした番組がリアルタイムに提供されるような健全さが欲しいとつくづく思う。
天才バレエダンサーを描いた作品。同じ作者の「昴」の続編となる新作。
どういう事情があったのか知らないけれど、「昴」が中途半端な形で終わっていたのは確かで、その続編がたとえ映画化の影響だったとしても書かれたことには純粋に喜びたい。
舞台はNYからベルリンに移り、すばるは名門バレエ団ワルデハイムの一員となっている。
そのジャパンツアーのドタキャンからストーリーは始まり、すばるの自由奔放さからの掴みはばっちり。
ドタキャンのペナルティで控え組として踊るすばるの前に、盲目のダンサー、ニコ・アスマーが現れる。
盲目ゆえの自由なダンスにすばるはパ・ド・ドゥを申し入れる。
お互いの存在を認め合い、ぶつかり合うがうまく行かない。
そこに現れる、すばるとは異なるタイプの天才ダンサー、カティア・ロール。
すばるを尊敬しているというロールだが、知られた名前ゆえにニコのパートナーとなってしまう。
本番の舞台を賭けてすばるはバレエ団のメンバーの前で踊る。
作者の考える天才像は、天才ゆえに周りに合わせようともせず、周りを惑わせ、迷惑もかけるが、その才能を見ると誰しも認めざるを得ないという存在。
ただのわがままや思い込みとは異なる才能の描写は、さすがとしか言いようがない。
映画化が続編の再開に影響しているのだとすれば、いつまで続くのか分からないけれど、是非ラストまできっちり続けて欲しいもの。
美咲ヶ丘という架空の住宅地を舞台に、そこで生きる人々を描いたオムニバス。
不倫している夫にボクシングを始める妻、おやつを取り上げられた小学生、隠れて犬を飼っているアルバイト女性、歌手を目指す女性、ゲーム開発と婚約者の間で揺れるプログラマー、平凡でいることを自らに課して生きてきた女性。
それらのエピソードには驚くようなドラマはほとんどない。
探せば身の回りにあるようなエピソードでしかない。
けれど、そこには熱い感情が流れている。
情熱ばかりではないかもしれない。
諦めであったり、哀しさであったり、やりきれなさであったりするかもしれない。
それでも、そこに相対した人たちは、心に熱い固まりのようなものを抱えながら、現実に向き合っていく。
平凡だからと言って、ドラマがないわけではない。
TVドラマやハリウッド映画にはならないかもしれないけれど、そこで吐き出す言葉や流す涙は本物である。
そんな平凡な日常を切り取った作品たちはとても貴重に思える。
主人公と医者のほぼ二人だけしか登場せず、そのやり取りだけでこの巻もおしまい。
大してストーリーが進むわけでもなく、いい加減、読むのが辛くなってくるが、それでも読んでしまうのは、すぐに読み終えられるからかと。
地球から遠く離れた星の上で生き抜く人類の話。最終巻。
融合体となったナイブズを危険と見なし、攻撃を仕掛ける地球からの救援艦隊。一方で融合体の中のプラントに話し掛けを試みる一派。その下で戦うヴァッシュとレガート。
不殺を頑なに守ってきたヴァッシュは、ついにその引き金を引き、ナイブズは艦隊を撃破する。
絶望的な状況の中で、最後の戦いが始まる。
前巻からのクライマックスなアクションシーンが続き、終盤の静けさ、ラストを作品初期を思い起こさせるスチャラカでまとめたのは好感が持てる。
作品が終わったことより、挟み込んであったフィギュアの方が力が入っている気がするのはご愛敬か。
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