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May 22, 2008

島田 雅彦: 不惑の手習い

40歳を過ぎた小説家である筆者が、各界の一流どころに師事する模様を描いたエッセイ。

師事するのは、二胡、書道、カクテル、礼法、フィギュア、トランポリンなど20種類。

手習いとは言っても、40歳を過ぎているため道を究めるのではなく、格好だけ付けばよい。さらに言えば、ちょっとそれらしくしてもてるネタになればよいと言う割り切り方が気持ちよい。

それでも、短い時間の体験を描いた、やはり短い文章の中で、その道の奥深さや面白さが見事に伝わってくるのはさすが。

不惑を目の前にすると、こうした手習いも面白いなと思いつつ、けれどこの本の一流どころはいずれも直弟子は取らないという。
それがとても羨ましかったりする。

島田 雅彦: 不惑の手習い

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