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June 09, 2008

よしなが ふみ: 西洋骨董洋菓子店

「アンティーク」という洋菓子店を舞台に織りなされる人々を巡る話。文庫化による同時発売の3巻を一気読み。

エリートサラリーマンを辞めて洋菓子店を開いたオーナー、橘圭一郎。魔性のゲイと称される天才パティシエ、小野裕介。甘いもの好きの元ボクシングチャンピオンの見習いパティシエ、神田エイジ。橘の実家で住み込み手伝いだった母親から面倒を見ている小早川千影。

この4人を中心に織りなされるエピソードは楽しく、スチャラカで、けれどそれぞれに背負っている過去を見せながら、ストーリーは進んでいく。
そしてラストは、もっともちゃらんぽらんに見えた橘が幼い頃に体験した事件へと収斂していく。

このストーリーの引きの強さは見事としか言いようがなく、雑誌掲載時にも単行本化の際にも読み込んだはずなのに、今回も夜に読み始めたら眠れなくなってしまった。

ドラマ化されたことで作品を知った人も多いだろうけれど、キャストは悪くなかったものの基本的には別物であってテレビの限界を見た印象もあった。
今回はアニメ化されることでの文庫化とのことだが、願わくば原作の通りに作って欲しいと思うのだった。

よしなが ふみ: 西洋骨董洋菓子店(全3巻) (WINGS COMICS BUNKO)

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