夢枕 獏: キマイラ 2 飢狼変・魔王変
その体の中に異形のものを飼っていることを感じ始める少年の話。1982年に文庫で刊行され、単行本化を経て、新書版となって刊行された第二巻。
文庫本にして2巻分を1冊にまとめているが、前半では主人公の大鳳吼はほとんど登場せず、九十九三蔵が主人公のように振る舞い、舞台も東京・新宿、台湾にまで拡大し、これから展開するストーリーの地固めといった印象。
後半は徐々にストーリーが動き出すが、それはジュブナイルとはおおよそ思えないようなヒロインの過酷な運命を遠慮なく描き出している。
ところで、一箇所誤植を見つけたが、単行本と比較しても相違があった。単なる印刷し直しなのにどこで相違が生じるのか、本の作り方として興味深い。
TrackBack
TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19147/41753740
Listed below are links to weblogs that reference 夢枕 獏: キマイラ 2 飢狼変・魔王変:






























Comments