西村 しのぶ: RUSH 4
神戸を舞台にスタイリッシュな生活を満喫している女子大生を描いた作品。
年上の恋人、若い恋人、気が置けない友人、経験豊富で訳知りな母親、南の島、神戸の街並み、キャンパス。
作者の作品では定番ともいうべき、これらの要素がてんこ盛りではあるのだが、どれがどの作品か分からなくなってしまうのが困りもの。
しかも作品の中で関係を説明する部分がほとんどないため、登場人物の相関関係を思い出すには前巻を読み返すしかない。
でも、前巻から5年振りらしいので、すぐに読み返すこともできず...
ところで、表紙と帯の装幀がかなりださい。特に帯のコピーがゴシック体なのが逆の意味で目立つ。
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