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February 28, 2009

AKIRA [Blu-ray]

待ちに待った(注文から2年近く経っていた)SFアニメーション作品のBlu-ray化。

ストーリーは劇場、LD、DVDと見てきたので、ほぼ記憶している。
そのため、気になる画質と音質を確認した感じ。

画質は細かいところまではっきりと見え、それだけに手描きの味わいが強く感じられた。
当初はデジタルな印象の強かった同作品だが、現在では当たり前のようにCGが使われるような箇所も丁寧に書き込まれており、作品としてのレベルの高さと今さらながらのアナログ感覚が新鮮に感じられた。

音質の方はBlu-rayとして最高レベルのものになっているとされているが、視聴環境ではそこまでの違いは分からず。
それでも音のクリアさは明確なもので、若干画質のアナログさとのギャップを感じることもあった。

ストーリーも振り返ってみれば、1988年の災厄から復興し東京オリンピック開催を目前にしている2019年を舞台にし、また再び災厄に襲われるというもの。
10年程度のズレがあるとはいえ、バブル崩壊から復興し東京オリンピック誘致を目指している現実に微妙に重なる印象も受ける。
となれば、前回の災厄はバブルの崩壊で、今回はリーマンショックということか。作品中に出てくる「まだ早すぎた大いなる力」とは金融市場で、島鉄雄はホリエモンか?
ちょっとずれたけれど、そんなことを考えさせてくれるだけ面白い作品ではある。

: AKIRA [Blu-ray]

AKIRA [Blu-ray]

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February 27, 2009

安彦 良和: 麗島夢譚 (1)

松浦藩当主の子が海賊となって謎の外国人を匿うことで国際的な謀略に巻きこまれていく話。

時代は島原の乱後と言うことで、期待されるとおり天草四郎のネタも登場。

タイトルともなっている麗島とはオランダが読んだ台湾島のこと。
後半は台湾島に舞台を移し、オランダ、スペイン、そして日本の関係の中に放り込まれていく流れはスピーディーで気持ちよい。

脇のキャラクターも味わい深い。かなりリアリティに欠けるところはあるけれど。

安彦 良和: 麗島夢譚 (1) (リュウコミックス) (リュウコミックス)

安彦 良和: 麗島夢譚 (1) (リュウコミックス) (リュウコミックス)

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February 26, 2009

外薗 昌也: 犬神 (第6巻)

何者かから人類を観察するために送り込まれた超絶的な力を持つ犬(オオカミ)と心を通わせる少年の話。文庫版完結の第6巻。

カタストロフィが起きて、どんな結末が待っているかと思いきや、わりとぐだぐだな印象。
うまくまとまっているけれど、すっきり感はない。

まとまっているように感じられるのは、絵柄の見やすさにも関連するのかもしれない。
とはいえ、前巻から比べるとかなり絵柄に変化が見られるが、これはいったい...

外薗 昌也: 犬神 (第6巻) (講談社漫画文庫 (ほ4-13))

外薗 昌也: 犬神 (第6巻) (講談社漫画文庫 (ほ4-13))

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February 25, 2009

樹生 ナト: とでんか (1)

大塚英志原作、樹生ナト画による、都市伝説を扱ったコミック。

いきなりネタバレになるが、タイトルの「とでんか」は東京都の都市伝説課のこと。
そこに民俗学専攻の新卒が配属されてくるところから話は始まる。

人面犬、ダルマ男が実在し、口裂け女や赤マントの事件が起きるとかり出されるというゆるいサスペンスもの。

もうひとつのエピソードはリトルグリーンマン。

大塚英志原作ものとしてはお馴染みの笹山徹が都知事になって登場していることも見逃せない。

絵は見やすくてネタも面白い。このまま続いてい欲しい作品。

樹生 ナト: とでんか (1)

樹生 ナト: とでんか (1)

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February 24, 2009

森 美夏: 八雲百怪 (1)

大塚英志原作、森美夏画による民俗学ロマンシリーズと題されたコミック第3弾。

今回ネタになっているのは小泉八雲ことラフカディオ・ハーン。

収録されているエピソードは二つ。夏越の本祓いと妖精譚。

どちらかと言えば、後者の方が西洋の妖精に対比する形で描かれる妖怪が面白い。

いずれにせよ、絵柄としては読みづらい部類に入るのだけれど。

森 美夏: 八雲百怪 (1)

森 美夏: 八雲百怪 (1)

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