ツジトモ: GIANT KILLING 12
国内プロサッカーリーグの元スター選手が監督となって弱小クラブに戻ってくる話。
この巻では古豪・東京ビクトリーとのダービーマッチのキックオフからが描かれる。
2連覇中ながらエースを故障で欠き、調子の上がらない東京ビクトリーに対し、ETUは序盤にカウンターから先制する。
その後も監督の的確な指示により相手の弱点を突いたカウンターを仕掛け、リードしたまま前半を終える。
しかし、ハーフタイムにチーム内で話し合いを持ったビクトリーは徐々に本来の人もボールも動くパスサッカーを取り戻し、ETUゴールに攻め込む。
守勢に立たされるETUに対し、ビクトリーは負傷明けのエース・持田を投入、その存在感を見せつける。
作品中で語られるビクトリーの不振は、今年のJリーグで浦和や鹿島が勝てなかった期間を思い起こさせ、なかなか興味深い。
ビクトリーの監督も長いようだから、どちらかと言えば鹿島の方か。でも、エースはいないしな。
そこはフィクションなので。
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