ヤマザキマリ: テルマエ・ロマエ I
古代ローマの建築家が現代日本へのタイムスリップを通じて風呂文化に目覚めていく話。
設定だけでは「聖おにいさん」の二番煎じかと思ったが、古代ローマの描写などが割と本格的で興味を惹かれる点が多かった。
また、日本へのタイムスリップも、そこで長々と居座るのではなく、風呂文化を学んだら無理矢理にでも毎話ごとに戻って古代ローマの風呂文化に反映させていくところが絶妙。
このパターンでどこまで続くのかと思って読み進めていくと、なるほど風呂文化は奥深いものがあるな、と再認識させられたりするところもある。
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