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February 07, 2010

夢枕 獏: 闇狩り師 黄石公の犬

身長2メートル、体重145キロの巨体を生かし、仙道を操り悪霊退治をする男、九十九乱蔵の活躍を描いた作品の久々の新作。

収録されているのは、ダム工事に絡んで殺されたと見られる反対派住民が「お犬さま」と呼ばれる存在を使って事件の黒幕に呪いをかける話と、媼(おう)と呼ばれる存在を掘り当ててしまった男が変貌する話の2編。

前者の方が長いが、この著者の大長編癖からすれば、短編とも言って良い感じ。余韻を残しながらも、コンパクトにまとまっている。

後者の方は本当に短編だが、ボリュームとともに若干パワー不足な印象、

夢枕 獏: 闇狩り師 黄石公の犬 (トクマ・ノベルズ)

夢枕 獏: 闇狩り師 黄石公の犬 (トクマ・ノベルズ)

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February 06, 2010

山崎 峰水: 黒鷺死体宅配便 (13)

仏教系大学の有志が集まって設立した死体運び業の話。大塚英志・原作、山崎峰水・画の第13巻。

相次ぐ泊め男の死と謎の帽子と少女の話、裁判員裁判の話、東京湾の埋立地を舞台にした豊穣の神へ捧げた生贄の話の3本。

最初の話には唐津の後ろにいる謎の存在に絡んだエピソードが久しぶりに登場。ただ、そこに佐々木が深く関わっているような展開は今まであったかな?
なんとなく、間に何本かエピソードがあるのに抜けているような感じ。

山崎 峰水: 黒鷺死体宅配便 (13) (角川コミックス・エース 91-18)

山崎 峰水: 黒鷺死体宅配便 (13) (角川コミックス・エース 91-18)

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February 05, 2010

内藤 泰弘: トライガン N-1/2

地球から遠く離れた惑星を舞台に繰り広げられるガンアクション活劇の新装版。今回発行されたのは少年キャプテン時代の2巻。

最初の2巻は何度も繰り返し読んだような気がするほど記憶も鮮明に残っている。
終盤の展開から、かなり風呂敷を広げていったような印象があるが、読み返してみると、冒頭からラストに向けた設定は出来上がっていたことに驚く。

テンションもドラマ性も最初から高く、読みやすい。

次巻からヤングキングアワーズに移ったあとの「トライガンマキシマム」に。全7巻予定らしい。

帯にある映画化という情報にも驚き。一旦アニメ化はしているけれど、どの程度進化しているのだろうか。

内藤 泰弘: トライガン N-2 (ヤングキングコミックスNEO)

内藤 泰弘: トライガン N-2 (ヤングキングコミックスNEO)

内藤 泰弘: トライガン N-1 (ヤングキングコミックスNEO)

内藤 泰弘: トライガン N-1 (ヤングキングコミックスNEO)

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February 04, 2010

奥瀬 サキ: Flowers 増補改訂版

同性愛者や異性装者として街に生きる異能者たちとアウトローの世界を描いた作品。2002年に発行された作品にエピソードを追加しての復刊。

以前に発行されたものも読んでおり、記憶には残っていたが、よく言えば叙情的でテキストの少ない作風からは、分かりやすくまっすぐなストーリーを読み取ることは難しく、改めてパズルを解くような作業を強いられる。

その意味で、追加されたエピソードはパズルの新しいピースにはなっていても、最後のピースと言うほど意味のあるものではなかった。

まぁ、あっても良いかな、という程度。

奥瀬 サキ: Flowers 増補改訂版 (バーズコミックススペシャル)

奥瀬 サキ: Flowers 増補改訂版 (バーズコミックススペシャル)

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February 03, 2010

なるしま ゆり: 少年怪奇劇場 下巻

オカルト系作品の短編集。「終電時刻」「仔鹿狩り」から抜粋しての合本。

いずれも読んでいるはずなのに記憶に薄い作品ばっかりだった。
しかも、これらの作品がつながっていることにまったく気がつかなかった。いや、忘れているだけなのか。

忘れているとすれば、ロン毛のキャラクターが自分と同じ名前でトラウマだったに違いない。

なるしま ゆり: 少年怪奇劇場 下巻 (あすかコミックスDX)

なるしま ゆり: 少年怪奇劇場 下巻 (あすかコミックスDX)

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February 02, 2010

綱本 将也: GIANT KILLING 13

国内プロサッカーリーグの元スター選手が監督となって弱小クラブに戻ってくる話。

この巻では古豪・東京ビクトリーとのダービーマッチの後半からが描かれる。
2連覇中ながらエースを故障で欠いた相手に先制して前半を折り返すものの、エースの途中出場に雰囲気は一変、ETUは相手の勢いに防戦一方になる。

ピッチ上のやりとり、ピッチを見つめるベンチ、そしてゴール裏のスタンドがテンポ良く描かれ、ピッチ上の熱さ、ベンチの緊迫感、スタンドの興奮が見事にそこにある。
また、試合後のいや~な気持ちも良く伝わってくる。

後半は日本人選抜vs.外国人選抜のオールスター戦の模様が描かれ、各チームのマスコットが対戦するミニゲームなど、肩の力の抜けた閑話休題。
かと思いきや、前半を終わって達海監督が指揮を執るようになったところで次巻へ続く。

オールスターは当たり前だけれど各チームの選手が集まっているわけで、これまでのエピソードで登場している人は見覚えあったり忘れていたり。
それなりにキャラクターが強いのは覚えているし、それだけに面白いんだけど、もう一回読み返したくなったりもする。

綱本 将也: GIANT KILLING 13 (モーニングKC)

綱本 将也: GIANT KILLING 13 (モーニングKC)

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February 01, 2010

志水 アキ: 魍魎の匣 4

京極夏彦の原作を志水アキの画によってコミカライズされた作品。

物語はいよいよ謎解きのフェーズに入ってきて、次々と事実が明らかになっていき、怪しげな登場人物を言い負かしたりする場面も。

そしてついにラストシーンらしき舞台設定の中で、謎解きが始まり、いよいよ終了かと思いきや、次巻に続く。

あとひと言二言で物語は終わるかという印象なのだが、次巻のボリュームはどんなものなのだろうか。

志水 アキ: 魍魎の匣 (4) (怪COMIC)

志水 アキ: 魍魎の匣 (4) (怪COMIC)

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