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March 29, 2010

夢枕 獏: 東天の獅子 第4巻 天の巻・嘉納流柔術

明治初期、嘉納治五郎が講道館柔道を興していく様を描いた作品。

この巻では武田惣角の琉球でのテイーと呼ばれる琉球空手の長い話から始まり、西郷(保科)四郎を中心として、警視庁武術試合の様子が描かれる。
武術試合を通して、ほぼ組織として確立した講道館にあって、嘉納治五郎はさほど描かれておらず、西郷四郎を通して存在が感じられる程度となっている。

ラストに西郷四郎が若き日の前田光世と出会う場面が描かれている。

ここでようやく著者の長いあとがきで、この話の構想が前田光世を描くつもりが講道館創設までになってしまったことなどが語られている。

明治初期にあって、柔術が柔道となっていく様はとても面白く、興味深かった。
果たしてこの続きがいつどのような形で出てくるのか楽しみであるのと同時に、いつまで待たされるのか心配でもある。

夢枕 獏: 東天の獅子 第4巻 天の巻・嘉納流柔術

夢枕 獏: 東天の獅子 第4巻 天の巻・嘉納流柔術

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