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January 28, 2011

新井 英樹: SCATTER あなたがここにいてほしい 2巻

謎のレイプ事件とシングルマザーのマンガ編集者などの話。

それに女性を忌避するニート男性の集団に所属する青年が前巻より存在感を増してきている。

相変わらず何が敵で謎なのかわかりにくいが、1巻から通して読むと重ねられるエピソードのリズム感が増す。

新井 英樹: SCATTER あなたがここにいてほしい 2巻 (ビームコミックス)

新井 英樹: SCATTER あなたがここにいてほしい 2巻 (ビームコミックス)

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January 27, 2011

草場 道輝: LOST MAN 10

記憶を失ったもののサッカーだけはできる男とそのマネージメントを勤める男のコンビが世界中を回る話。

とはいえ、イングランドに渡ってからは、主人公の正体も判明し、謎のマネージャーも姿を消したことで、普通のサッカー漫画のようになってきた。

この巻ではチャンピオンズリーグでスペインへ。

試合の場面はそこそこ面白い。

草場 道輝: LOST MAN 10 (ビッグコミックス)

草場 道輝: LOST MAN 10 (ビッグコミックス)

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January 26, 2011

曽田 正人: MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 7

天才バレエダンサーを描いた作品。同じ作者の「昴」の続編となる新作。

前巻に引き続き、この巻でもシュー・ミンミンの中国でのエピソードが語られる。
雑技団を辞めてバレエに打ち込みたいミンミンだったが、体制がそれを許さず、親からも裏切り者との誹りを受ける。

そうした困難を乗り越えて米国に渡りバレエを志したとの想いを胸に準決勝の演技をするシュー・ミンミンの様子を描いて、以下次巻。

スバルの方はあまり出番なし。

曽田 正人: MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 7 (ビッグコミックス)

曽田 正人: MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 7 (ビッグコミックス)

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January 25, 2011

山本 英夫: ホムンクルス 14

頭蓋骨に穴を開けるトレパネーションという手術によって、人間の本質が映像として見えるようになった男の話。

しばらく前から主人公の前に現れた謎の女の正体を突き止めようとする展開が続いている。
とはいえ、なにか調査するわけではなく、ホムンクルスの能力で見るだけなのでまだるっこしい。

帯には「驚愕のラストシーンまであと2巻」と惹句が踊っているが、そんな展開を予感させるようなものはまだない。

山本 英夫: ホムンクルス 14 (ビッグコミックス)

山本 英夫: ホムンクルス 14 (ビッグコミックス)

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January 24, 2011

中村 光: 聖☆おにいさん(6)

世紀末を乗り越えたブッダとイエスが下界に降りて二人で中央線沿線当たりのアパートで共同生活している話。

相変わらずまったりした雰囲気だが、ふたりだけでなく、ふたりの弟子たちが急速に登場頻度を上げてきている印象。
これをきっかけに弟子たちが何をしたのか勉強し始める人っていそうだな、と思ったり。

あと、オリジナルスポーツとかはシュールコントの世界みたいでもある。

中村 光: 聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)

中村 光: 聖☆おにいさん(6) (モーニングKC)

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January 23, 2011

板垣 恵介: 餓狼伝(25)

最強の座を賭けて戦う男たちの話。夢枕獏原作小説の板垣恵介によるコミック化の第25弾。

前巻から原作を離れてストリートファイト合戦となっていたが、この巻では新たに村瀬豪三なる石井慧似のキャラクターが登場。
松尾象山に戦いを挑み、マウントポジションの重要性を認識させたりもする。

そして、村瀬豪三は主人公・丹波文七に戦いを挑むところで以下次巻、と言いたいところだが、巻末には編集部より「当巻をもって休止」との告知が掲載されている。

どんな事情かはうかがい知れないが、展開が刃牙に似てきてしまったし、ちょうどいいタイミングかも知れない。

板垣 恵介: 餓狼伝(25) (イブニングKC)

板垣 恵介: 餓狼伝(25) (イブニングKC)

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January 22, 2011

外薗 昌也: 幕末狂想曲RYOMA 3

幕末の志士、坂本龍馬の奮闘を描いた作品。

この巻では薩長同盟を結ばせるところから始まり、土佐に働きかけ大政奉還を実現させる辺りから怪しくなり、ラストは荒唐無稽なオリジナル。

まぁ、こういうノリも悪くはないかな、というところで完結。

外薗 昌也: 幕末狂想曲RYOMA 3 (SPコミックス)

外薗 昌也: 幕末狂想曲RYOMA 3 (SPコミックス)

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January 21, 2011

三谷幸喜作・演出「ろくでなし啄木」

石川啄木と恋人、友人が3人で過ごした温泉宿の一夜を描いた作品。

テツ(中村勘太郎)とトミ(吹石一恵)が没後10年経って建立された啄木記念碑の前で、まだ石川一(藤原竜也)と名乗っていた啄木を含めた3人で過ごした12年前の温泉宿での一夜について語り合う形で始まる。

カフェの店員だったトミは客として来ていた一と付き合うようになり、一はトミの家にころがり込むようになって2ヶ月、一に援助しているテキ屋のテツの3人は東北の温泉宿への旅行を企画する。

その温泉宿で一は恋人であるトミに対して、想いを寄せているテツを誘惑し、借金を返すための金を脅し取る計画を持ちかける。
当初は拒んでいたトミだったが、一のために計画を実行するものの、計画は想定外の方向へズレていく。

前半はトミの告白、後半はテツの告白として、同じ温泉宿の一夜を異なる視点から二度見せるという構成となっている。

続けて、異なる視点での告白により浮かび上がる謎と、そこで明らかになる石川一の思いが語られ始める。

基本的に舞台は温泉宿の一室であり、隣の一室と合わせてひとつの場面とするならば、3人のみの登場人物といい、三谷幸喜の得意とするところのシチュエーションコメディの要素も感じられる。
二つの部屋を舞台の前後に配しての異なる視点での舞台装置の転換は見事。

基本的にはダメ男として描かれる石川啄木の、作家として破天荒な状況に自分を追い込まなければならないというプレッシャーが大きなテーマと感じられるのだが、これは昨年に観た東京ヴォードヴィルショーの「無頼の女房」でも同じように感じられた。
演劇界ではこうした文士を描くことが流行っているのか、単純に描きやすいのか。

休憩時間も含めて2時間45分とされている上演時間だが、さほど長さは感じられなかった。

この3人の役者と三谷幸喜という組み合わせは大河ドラマ「新選組!」を思い出させるが、その息の合った演技も良し。

~2011.1.18 東京芸術劇場中ホールにて~

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January 20, 2011

小山 宙哉: 宇宙兄弟(12)

宇宙飛行士を目指す兄弟の話。

この巻では弟の日々人が月から帰還し、兄の六太に見えた影が明らかとなる。

月からの帰還というイベントがある割には全体的におとなしめで閑話休題な印象を受ける巻。

小山 宙哉: 宇宙兄弟(12) (モーニングKC)

小山 宙哉: 宇宙兄弟(12) (モーニングKC)

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January 19, 2011

村上 よしゆき: 新約「巨人の星」花形(21)

野球マンガ「巨人の星」を現代風にリメイクした作品。

甲子園大会も準決勝、盛り上がるところだが、主人公であるはずの花形の紅洋高校は1ページと見開きだけで決勝進出を決める。

あとは星飛雄馬の青雲高校と左門豊作の熊本農林高校の試合が延々と描かれる。

指をケガしながらも左門との対決に勝った星飛雄馬は、選手生命を賭けて決勝で花形との対決に挑む。

ここへ来て主人公が星飛雄馬みたくなってきた。

村上 よしゆき: 新約「巨人の星」花形(21) (少年マガジンコミックス)

村上 よしゆき: 新約「巨人の星」花形(21) (少年マガジンコミックス)

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January 18, 2011

柴田 ヨクサル: ハチワンダイバー 18

プロ棋士への夢を絶たれ、賭け将棋で生きる"真剣師"として生きていこうとする青年の話。

鬼将会と呼ばれる地下組織の地下道場に放り込まれた主人公は前巻で凄絶な戦いを制すが、この巻ではほとんど登場せず。

追って地下組織に侵入したプロ棋士や伝説の棋士の戦いが描かれ、命を落としていく。

多くなってきた登場人物の整理かな、と思ってもみたり。

柴田 ヨクサル: ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)

柴田 ヨクサル: ハチワンダイバー 18 (ヤングジャンプコミックス)

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January 17, 2011

おかざき 真里: & 1

古民家を借りて夜間はネイルサロンを開く病院事務の20代独身女性の話。

恋愛下手の主人公は作品の中で言われているようにウザったい存在で、そんな主人公の周りにワケあり医師や古民家の貸し手になる大学の後輩などが絡んでくるのは、この作者の得意とする設定か。

そうした設定を読みつづけることがつらい人にはお薦めすることは難しいかと。

おかざき 真里: & 1 (Feelコミックス)

おかざき 真里: & 1 (Feelコミックス)

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January 16, 2011

新田 祐克: オトダマ ―音霊― (3)

科警研を辞した音響専門家と、刑事OBのストーカー退治屋のコンビが警察も手を焼く事件を解決していく話。

この巻ではイケメンクラシックアーティストグループのレコーディングで入る不思議なノイズから端を発し、旧メンバーの失踪事件に挑む。

雑誌連載時には割と手応えのある複雑なストーリーという印象で読んでいたが、一気に読むと意外と単純だった。

ラストも今ひとつキレイに収まりすぎ。

新田 祐克: オトダマ ―音霊― (3) (ウィングス・コミックス・デラックス)

新田 祐克: オトダマ ―音霊― (3) (ウィングス・コミックス・デラックス)

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January 15, 2011

田島 昭宇: 多重人格探偵サイコ (15)

猟奇殺人と多重人格、プロファイルなどをテーマにしたサスペンス。大塚英志原作、田島昭宇画の15巻。

この巻では前巻から引き続き、西園弖虎の病院での攻防と清水老人の告白がメイン。
とはいえ、前巻ほどのひっくり返すような新しい真実は出てこず、基本的には同じ流れの延長線上。

最後の清水老人が格好良い。

田島 昭宇: 多重人格探偵サイコ (15) (角川コミックス・エース 23-32)

田島 昭宇: 多重人格探偵サイコ (15) (角川コミックス・エース 23-32)

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January 14, 2011

大和田 秀樹: ムダヅモ無き改革 5

国際政治を舞台に各国首脳が麻雀対決を展開するコミックの第5弾。

第2巻から世界共通の敵として復活したヒトラー対主要国首脳という対決になっていたが、前半は引き続き小泉の修行から。

後半はヒトラーの月面基地に乗り込み対決が始まる。

もはや政治ネタはあまりなく、ネタも近現代歴史ものっぽくなっている。
そんな中では、福島みずぽだけが笑わせてくれる。

大和田 秀樹: ムダヅモ無き改革 5 (近代麻雀コミックス)

大和田 秀樹: ムダヅモ無き改革 5 (近代麻雀コミックス)

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January 13, 2011

浦沢 直樹: BILLY BAT(5)

第二次大戦後すぐの日本を舞台に、自分の作品が模倣であることを疑い日本にやってきた日系アメリカ人のマンガ家の話。

だったが、アメリカに戻った主人公は自分の作品がアシスタントの名前でメジャーなものになっていることを知る。

しかし、主人公の描く作品には未来に起きる事実が含まれていることを知る様々な組織に主人公は追われる。
そんな中、作品はリー・ハーヴェイ・オズワルドを描き出す。

KKKなどアメリカ南部の黒人差別を描きながら、ケネディ狙撃事件の日が刻一刻と近づいていく様は緊迫感があって面白い。

浦沢 直樹: BILLY BAT(5) (モーニングKC)

浦沢 直樹: BILLY BAT(5) (モーニングKC)

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January 12, 2011

夢路 行: あの山越えて 17

実家近くで農業をしたいという夫に付き合い田舎暮らしを始めた女性教師の話の第17弾。

この巻では季節ネタとしてバレンタインデーを挟んで珍しく色恋ネタも。

終盤の山奥に仙人のように住む夫婦の話が興味深い。

夢路 行: あの山越えて 17 (秋田レディースコミックスセレクション)

夢路 行: あの山越えて 17 (秋田レディースコミックスセレクション)

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January 11, 2011

桑田 乃梨子: ねこしつじ(1)

著者自らの飼い猫にまつわるコミックエッセイ。

猫を執事に、自分をお嬢様になぞらえている点が特色。

そんな痛い設定も笑って読めるくらいの面白さはある。

桑田 乃梨子: ねこしつじ(1) (ワイドKC)

桑田 乃梨子: ねこしつじ(1) (ワイドKC)

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January 10, 2011

齋藤 智裕: KAGEROU

自殺願望を持つ40男が間際に臓器売買を持ちかけられる話。

読みやすく分かりやすい話ではあるが、主人公の男が40歳過ぎという割には軽妙すぎて感情移入をしにくい。
とはいえ、オチまで読めばそうしたキャラクター付けも分からないではない。

ただ、オチがあまりに唐突でかつフォローが無いのは難点。
最後の報告書の中に、それらしい記述を含ませるだけでも印象はかなり違ったのではないか。

齋藤 智裕: KAGEROU

齋藤 智裕: KAGEROU

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