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May 02, 2011

3軒茶屋婦人会「紅姉妹」

第二次世界大戦後のニューヨークで生きてきた3人の日系人の話。わかぎゑふ脚本作品。

2012年の春、ニューヨークはソーホー地区にあるバー「紅や」でミミ(篠井英介)がグラスを傾けるところから始まり、次第に年代を遡っていく構成。

次の2001年の1月1日のシーンで、ミミにジュン(大谷亮介)とベニィ(深沢敦)を含めた3人が1人の男性を愛し、1人の息子を育て上げたという事実が明らかになり、さらに遡っていくことで3人それぞれの過去や関係が明らかになっていく。

1990年には息子の離婚、1977年には息子の結婚、1960年には息子がハワイの学校に進学、と息子の節目となるエピソードごとにバー「紅や」で集まる3人により、その時点での立場や関係、トラブルなどが描かれる。

その間、和服の着付シーンや3人でのアカペラなど見所を交え、1945年に3人が出会うところで終わる。

基本的に3人とも女装する事が前提となっている舞台だが、その縛りをうまく戦争をくぐり抜けてきた米国で生きる日系人という形の中で描いている。

時代を遡っていくという構成上、3人は老女姿で始まり、徐々に若返っていくわけだが、2人は老女からオバサンぐらいまでしか見た目は変わらないのに、篠井英介だけは老女から中年女性、魅力的な大人の女性、最後は小娘に見えるまで若返っており、良い意味での「化け物」な役者が見られる。
それだけでも観る価値はあるが、それだけと言うにはもったいない作品。

~2011.4.26 紀伊国屋ホールにて~

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