ツジトモ: GIANT KILLING(19)
国内プロサッカーリーグの元スター選手が監督となって弱小クラブに戻ってくる話。
前半は前巻に引き続き神戸戦。
先制され、さらにGK緑川の負傷で自分を責める椿だったが、ひとつのプレーで覚醒する。
後半は山形戦。
オールスターで顔見知りとなった巽と山形の監督・佐倉は、いずれも相手を徹底的に分析し、嫌がるところを突いていくタイプ。
勢いに乗るETUに対し、2部リーグから上がってきたばかりの山形との戦いは、監督同士の知恵比べの場となっていく。
神戸戦の椿のシュートは読んでいても叫んでしまうような展開。
そうやってワクワクしながら読めるのは、実際の試合も見ているからなのだろうな、とも思う。
各話の間に挟まれる小さなひとコマの面白さも健在。
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