よしながふみ: 大奥 7
男女が逆転した江戸時代の有様を江戸城の大奥を通して描いた作品。
前半は徳川家宣の世で、大奥総取締江島と歌舞伎役者生島との密通疑惑を通して間部越前守の失脚が描かれ、後半はこれまでの描写が吉宗が文書を読んでいる内容だったという形で作品冒頭の吉宗の世に戻る。
事実を知った吉宗は世継ぎを次々と生みながら、改革策を繰り出していく。
江島生島事件は次期将軍の座を巡った陰謀も背景にしながら、うまく描かれている。
つくづくこの作者は不細工な男性を描くのがうまい。
男女が逆転した江戸時代の有様を江戸城の大奥を通して描いた作品。
前半は徳川家宣の世で、大奥総取締江島と歌舞伎役者生島との密通疑惑を通して間部越前守の失脚が描かれ、後半はこれまでの描写が吉宗が文書を読んでいる内容だったという形で作品冒頭の吉宗の世に戻る。
事実を知った吉宗は世継ぎを次々と生みながら、改革策を繰り出していく。
江島生島事件は次期将軍の座を巡った陰謀も背景にしながら、うまく描かれている。
つくづくこの作者は不細工な男性を描くのがうまい。
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Comments
江島事件は陰謀説でいきましたね。
久道が天英院と組んでいたとは!
ほんとおそろしい・・・・
吉宗はこの陰謀に加担してたのか?
自分の部下とお庭番が何をやっていたのか知らなかったのか?
何もかも知っていて黙ってた?
どれなんでしょう?
江島事件はあまりにも救いのなさ過ぎる結末に、しばらく鬱になってました。
Posted by: ミント | August 04, 2011 at 01:35 PM