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July 31, 2011

安田 剛士: 振り向くな君は(3)

北海道から来た少年と病弱な少年が同じ都内の高校に入ってサッカーに取り組む話。

前巻に引き続き強豪校との練習試合の模様が描かれるが、予想に反してあっさり敗戦。
インターハイの東京都予選へと舞台を移し、短期間ながらそれぞれに実力をつけ、一回戦を突破。

二回戦は背は低いが天才的なGKを擁する高校となって、以下次巻。

割と話がサクサク進むのが良い感じ。

安田 剛士: 振り向くな君は(3) (少年マガジンコミックス)

安田 剛士: 振り向くな君は(3) (少年マガジンコミックス)

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July 30, 2011

重野なおき: 信長の忍び(4)

戦国時代、信長とそれに仕える女忍者を中心にした4コマギャグマンガ。

一応、史実に沿って時系列になっており、この巻では越前・朝倉への侵攻から浅井家が朝倉についたことにより退却を余儀なくされ、秀吉が殿を務め、京に戻り、岐阜へ戻るまでが描かれる。

信長が浅井家と敵対していくさまがお市の方の人気を中心にユニークに描かれている。
そこにちょっと信長の狂気が見える所がシリアスで良い。

重野なおき: 信長の忍び(4) (ジェッツコミックス)

重野なおき: 信長の忍び(4) (ジェッツコミックス)

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July 29, 2011

曽田 正人: MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 8

天才バレエダンサーを描いた作品。同じ作者の「昴」の続編となる新作。

前巻でライバルと目されるシュー・ミンミンの演技を見せつけられた昴は、知り合ったミンミンの弟、シャンディのためにコンクール決勝の舞台に立つ。

その舞台で新たな魅力を見せつけた昴だったが、そこへ母親が事故にあったという知らせが入る。

ライバル同士が分かり合っていく様は面白いが、弟と挟むことで、それが拙速になっているようにも感じる。

曽田 正人: MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 8 (ビッグ コミックス)

曽田 正人: MOON―昴 ソリチュード スタンディング― 8 (ビッグ コミックス)

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July 28, 2011

榛野 なな恵: Papa told me 〜窓に灯りのともる頃〜

永遠の父子家庭、知世ちゃんと作家のお父さんを描いた作品の最新刊。

この巻にはハートウォーミングでファンタジックなエピソードを中心に収められている。

ホタルのエピソードでは久し振りに知世ちゃんのお母さんのことが語られ、泣ける。

榛野 なな恵: Papa told me 〜窓に灯りのともる頃〜 (クイーンズコミックス)

榛野 なな恵: Papa told me 〜窓に灯りのともる頃〜 (クイーンズコミックス)

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July 27, 2011

よしながふみ: 大奥 7

男女が逆転した江戸時代の有様を江戸城の大奥を通して描いた作品。

前半は徳川家宣の世で、大奥総取締江島と歌舞伎役者生島との密通疑惑を通して間部越前守の失脚が描かれ、後半はこれまでの描写が吉宗が文書を読んでいる内容だったという形で作品冒頭の吉宗の世に戻る。

事実を知った吉宗は世継ぎを次々と生みながら、改革策を繰り出していく。

江島生島事件は次期将軍の座を巡った陰謀も背景にしながら、うまく描かれている。
つくづくこの作者は不細工な男性を描くのがうまい。

よしながふみ: 大奥 7 (ジェッツコミックス)

よしながふみ: 大奥 7 (ジェッツコミックス)

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July 26, 2011

ゆうき まさみ: 鉄腕バーディー EVOLUTION 8

宇宙のテロリストを追ってきた捜査官バーディーが地球の少年と一心同体になって敵を追っていく話。

クリステラ・レビを犯罪者として逮捕しようとするバーディーと、レビを殺害しようとする特殺官ネーチュラーは戦いの末に、ゴメスにより二人とも浄火学館に囚われる。

当面の目的の一致を見たバーディーとゴメスは、千明と教主の息子の協力のもと、脱出を試みる。

背景に外宇宙から迫る未確認物体が報道されるようになるなど、SF風味も強くなってきた印象。

ゆうき まさみ: 鉄腕バーディー EVOLUTION 8 (ビッグ コミックス)

ゆうき まさみ: 鉄腕バーディー EVOLUTION 8 (ビッグ コミックス)

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July 11, 2011

菊地秀行: 地底都市〈新宿〉 魔界都市〈新宿〉

筆者のモチーフである魔界都市〈新宿〉を舞台にした十六夜京也を主役とするシリーズの最新刊。

念法を操る少年剣士・十六夜京也の魔界都市〈新宿〉といえば、筆者のデビュー作であり、その流れをくむが、この話では、区外の大学生となっている十六夜京也が、新宿の地下に見つかった古代都市からの脅威に立ち向かう話。

十六夜京也が冒頭で平凡な生活を送りたいがために戦いへの要請を嫌がるのはもはやお約束になっているが、どうせ戦いに赴くのにそろそろまだるっこしい感じがしないでもない。

地下の古代都市の描写も今ひとつ。

菊地秀行: 地底都市〈新宿〉 魔界都市〈新宿〉 (朝日ノベルズ)

菊地秀行: 地底都市〈新宿〉 魔界都市〈新宿〉 (朝日ノベルズ)

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July 10, 2011

菊地秀行: ドクター・メフィスト 瑠璃魔殿

著者のモチーフである《魔界都市・新宿》を舞台にしたドクター・メフィストを主人公としたシリーズの最新作。

《魔界都市・新宿》に逃れてきた3人の人格を持つ某国の姫とその護衛、世界を滅ぼす力を持つ人格を狙う国々の刺客をめぐる話。

前にもこんなのあったような気もしないではない。

菊地秀行: ドクター・メフィスト 瑠璃魔殿 (ノン・ノベル)

菊地秀行: ドクター・メフィスト 瑠璃魔殿 (ノン・ノベル)

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July 09, 2011

夢路 行: あの山越えて 18

実家近くで農業をしたいという夫に付き合い田舎暮らしを始めた女性教師の話の第18弾。

この巻では最初の教え子たちが20歳くらいになって帰ってきたり結婚したり恋愛話をしたりといったエピソードがメインとなって収められている。

それなりに話の中で時間は経過しているのだな、と思ってみたり。

夢路 行: あの山越えて 18 (秋田レディースコミックスセレクション)

夢路 行: あの山越えて 18 (秋田レディースコミックスセレクション)

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July 08, 2011

小山 宙哉: 宇宙兄弟(14)

宇宙飛行士を目指す兄弟の話。

この巻では兄の六太が宇宙ステーションの話を断り、月面バギーの開発チームに入れられる様子が描かれる。
本質的には閑職への左遷に近いところから課題を乗り越えていく様子は面白い。

小山 宙哉: 宇宙兄弟(14) (モーニングKC)

小山 宙哉: 宇宙兄弟(14) (モーニングKC)

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July 07, 2011

神崎 将臣: 聖者は夜やってくる 4巻

悪霊を退治する男と霊を見ることのできる女刑事の話。完結編。

悪霊による怪事件を解決していく中で、浮かび上がった能力者たちを束ねる組織の中で勃発した勢力争いは激化していく。

その裏の悪霊の存在が判明したところで最終決戦となり、次々と謎が解き明かされていき、大団円。

なんかよく分からないラストだった。

神崎 将臣: 聖者は夜やってくる 4巻 (ヤングキングコミックス)

神崎 将臣: 聖者は夜やってくる 4巻 (ヤングキングコミックス)

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July 06, 2011

柴田 ヨクサル: ハチワンダイバー 20

プロ棋士への夢を絶たれ、賭け将棋で生きる"真剣師"として生きていこうとする青年の話。

鬼将会と呼ばれる地下組織の中での話になって早くも何巻目か。
この巻では受け師さんことそよが突然現れた少女との戦いに巻き込まれていく。

地下道場に放り込まれで前々々巻で凄絶な戦いを制した主人公は、この巻のラストでようやく復活。

柴田 ヨクサル: ハチワンダイバー 20 (ヤングジャンプコミックス)

柴田 ヨクサル: ハチワンダイバー 20 (ヤングジャンプコミックス)

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July 05, 2011

木尾 士目: げんしけん 二代目の壱

大学のオタク系サークルの話。主人公が卒業して一旦完結したが、その後輩たちを描くことで復活。

新入生がBL系の女子学生や女装趣味の男子学生でどうなることかと思わせるが、意外に収まるところに収まっていくのが面白い。

それとともに、この作品の面白さを思い出す感じ。

木尾 士目: げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

木尾 士目: げんしけん 二代目の壱(10) (アフタヌーンKC)

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July 04, 2011

河合 克敏: とめはねっ! 鈴里高校書道部 8

高校書道部の部活動風景を描いた作品。

前半は前巻に引き続き東京の書道学科のある大学で行われるオープンキャンパスの様子から、寸評の模様が描かれる。

間に恋愛ネタをひとつ挟んで、後半は学年が変わり、新入部員の獲得から新体制になるところまで。

その中で前衛書の解説もあり。
この作品の要素がバランスよく収まっている印象。

河合 克敏: とめはねっ! 鈴里高校書道部 8 (ヤングサンデーコミックス)

河合 克敏: とめはねっ! 鈴里高校書道部 8 (ヤングサンデーコミックス)

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July 03, 2011

草場 道輝: LOST MAN 12

記憶を失ったもののサッカーだけはできる男とそのマネージメントを勤める男のコンビが世界中を回る話。

前巻に引き続き、前半はマンUとレアル・マドリードとの対戦から。

後半は久し振りに登場したマツモトの元代理人がシンプソンを動かし始める展開。

純粋にサッカーネタだけなので読みやすい。

草場 道輝: LOST MAN 12 (ビッグコミックス)

草場 道輝: LOST MAN 12 (ビッグコミックス)

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July 02, 2011

小川 一水: 天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち

全10巻と予告されているSF大作シリーズの第4弾。

これまでの3話では大きく時代を変えていたが、この巻は第3弾で描かれたすぐあと、西暦でいうところの2300年の過ぎの太陽系を舞台に、《恋人たち》と呼ばれる生体アンドロイドによる小惑星帯の中に作られた巨大な娼館《ハニカム》での争いが描かれる。

第1弾に登場していた《恋人たち》だが、その成り立ちが《ハニカム》に連れてこられた第2弾と第3弾に登場した「救世群」の青年、キリアンの目を通して描かれている。

宇宙空間での性処理を目的に作られた《ハニカム》のスタッフである《恋人たち》は「性愛の奉仕」を存在意義としており、ゲストである人間たちの多様な欲求に真摯に応える。
キリアンは彼らの活動を通して、人間の多様な欲求を目の当たりにし、自分の性衝動について向き合っていく。

宇宙空間と性という一見奇妙な組み合わせに見えるが、いくらSF世界とはいえ、宇宙空間に人類を生活させる以上、その世界観を追求すれば避けて通るわけにはいかず、さほど違和感はない。
むしろ現実世界においても宇宙空間での性処理は学問としてどこかで研究されているのだろうなと思わせてくれる。

一歩間違えるとポルノに成り下がってしまう題材だが、《ハニカム》を性愛の乱れとして撲滅を目指す勢力も描くことでハードSFとして成立させている。

性について長々と描かれた上でのラストのオチもしっかりな感じ。

次作がどの時代を描くのか興味深い。

小川 一水: 天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

小川 一水: 天冥の標Ⅳ: 機械じかけの子息たち (ハヤカワ文庫JA)

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July 01, 2011

浦沢 直樹: BILLY BAT(6)

第二次大戦後すぐの日本を舞台に、自分の作品が模倣であることを疑い日本にやってきた日系アメリカ人のマンガ家の話。

だったが、アメリカに戻った主人公は自分の作品がアシスタントの名前でメジャーなものになっていることを知る。
しかし、主人公の描く作品には未来に起きる事実が含まれていることを知る様々な組織に主人公は追われ、作品に描き出したリー・ハーヴェイ・オズワルドと邂逅を果たし、行動を共にするようになる。

巻の後半では舞台をニューヨークに移し、日系人女子学生がメインとなる。

浦沢 直樹: BILLY BAT(6) (モーニングKC)

浦沢 直樹: BILLY BAT(6) (モーニングKC)

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