安田 剛士: 振り向くな君は(4)
北海道から来た少年と病弱な少年が同じ都内の高校に入ってサッカーに取り組む話。
前巻に引き続きインターハイ東京都予選地区大会の2回戦。
相手チームのキーとなるのは背が低いが抜群のセーブ力を誇るゴールキーパー。
数々のチャンスもゴールにはつながらず、前半終盤のPKも防がれてしまう。
後半も諦めずに攻め込むことで相手のディフェンスにほころびが見え始め、最後のチャンスをモノにする。
さて、これから大会は進んでいくかと思いきや、これから地区大会の決勝というところで完結。
その前振りなのか、最後の方は少年たちの父親のエピソードが出し惜しみなく描かれている。
だらだら続くのも苦痛だけれど、これだけ早く終わってしまうともう少し続きを読みたかったような気もする。
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