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April 27, 2012

東京ヴォードヴィルショー『トノに降る雨』

戦国時代を舞台に隣の領地の当主にいきなり攻めこまれ山中に逃げ込んだ当主の話。中島淳彦作、ラサール石井演出。

生田家の当主(佐藤B作)は隣の領地の細山田家(佐渡稔)の奇襲にあい、山中に逃げ込む。正室(栗田桃子)や母親(松金よね子)を置き去りにし、側室や家臣らと逃げた当主だったが、足軽や捕虜(えなりかずき)、火縄銃職人(ベンガル)、離れて暮らす弟(山口良一)らも絡んで迫りくる敵の影に怯えながら自らの生い立ちを明らかにしていく。

このところ、劇団作品のひとつのモチーフになったいた印象のある「自分は何者だったのか」という設定を可能にする複雑な家族関係も、戦国時代を舞台にすることでなんでもアリの状況を作りやすかったように観られた。

一応、ウリだったようだが、場面転換ごとの前川清の歌は少々うざかった。

劇場はそれほど大きくないが、ベンチタイプの椅子もそれほど座り難くなく、舞台も見やすく好印象。

~2012.4.20 三軒茶屋シアタートラムにて~

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April 09, 2012

幸村 誠: ヴィンランド・サガ(11)

北欧バイキングを描いた作品。

久し振りにクヌートが登場。兄のハラルド王が亡くなり、イングランドとデンマークの両国を束ねるようになり、財政難の対策に土地の接収を計画する。
目をつけたのが奴隷となったトルフィンの主人に当たるケティルの農地。ハラルド王の見舞いに来たケティルの息子を罠にはめ、王に敵対するものとする。

新しい展開になってバラバラになっていた登場人物たちがじわりと集まってくる雰囲気が良い。
トルフィン達の隣の農場の脱走奴隷の話も挿入され、期待を持たせて次巻。

幸村 誠: ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)

幸村 誠: ヴィンランド・サガ(11) (アフタヌーンKC)

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April 08, 2012

ツジトモ: GIANT KILLING(22)

国内プロサッカーリーグの元スター選手が監督となって弱小クラブに戻ってくる話。

前巻に引き続き前半は山形戦の模様を描く。
交代枠を使ってそれぞれの監督の策がピッチ上で表現される終盤、最後の最後でPKを獲得したETUが劇的な勝利を収める。

好調なETUの成績で街のサポーターの雰囲気も変わっていている様子が描かれ、後半の川崎戦へ。
スポンサーも観に来る上位との対決で達海はキャプテンの村越をベンチからも外して臨む。

村越のカミさんの話と川崎の八谷のキャラクターが面白い。

ツジトモ: GIANT KILLING(22) (モーニング KC)

ツジトモ: GIANT KILLING(22) (モーニング KC)

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April 07, 2012

清原 なつの: お伽ファンタジーシリーズ 2 雨降り姫と砂漠王子

おとぎ話を現代風にアレンジしたり、現代の物語に置き換えたりしたショートストーリー集。

割りと最近の作品で題材もどこか現代的なものが多い印象。
それでも変わらない絵柄のためか、安心して読むことができる。

清原 なつの: お伽ファンタジーシリーズ 2 雨降り姫と砂漠王子 (フラワーコミックス)

清原 なつの: お伽ファンタジーシリーズ 2 雨降り姫と砂漠王子 (フラワーコミックス)

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April 06, 2012

おかざき 真里: &(アンド) 3

古民家を借りて夜間はネイルサロンを開く病院事務の20代独身女性の話。

前巻から引き続き、年上の医者との関係で揺れ動き、古民家を貸してくれている年下の後輩は無意識のうちに翻弄するという変わらずの構成。

年上の医者の隠された過去と現在の状況が少しずつ明らかになってきているくらいが進展したところ。

じれったい展開のまま以下次巻。

おかざき 真里: &(アンド) 3 (Feelコミックス)

おかざき 真里: &(アンド) 3 (Feelコミックス)

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April 05, 2012

西 炯子: 姉の結婚 2

故郷に戻り図書館司書をしているアラフォーの女性が元同級生に言い寄られる話。

元同級生の積極的なアプローチに主人公は愛人契約を求める。
それを元同級生は受け入れ二人は関係を結ぶ。

二人で同窓会に出席したり、主人公が恩師の世話で見合いをしたりといったエピソードを交えながら、二人の関係は続き、以下次巻。

西 炯子: 姉の結婚 2 (フラワーコミックス)

西 炯子: 姉の結婚 2 (フラワーコミックス)

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April 04, 2012

おかざき 真里: 友だち以上

友だち以上の男女の関係を描いた短篇集。

恋愛関係にない男女が単なる友情関係から一歩踏み込む瞬間の機微や、恋愛関係にあっても微妙な距離感を抱えている男女がその関係を見直す過程を基本的に女性からの目線で描いている。

結局は肉体関係をどこでどのように持つか持たないかということに尽きるのだということをこれだけのバリエーションで描けるのはまぁ良いのではないか、と。

おかざき 真里: 友だち以上 (愛蔵版コミックス)

おかざき 真里: 友だち以上 (愛蔵版コミックス)

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April 03, 2012

河合 克敏: とめはねっ! 鈴里高校書道部 9

高校書道部の部活動風景を描いた作品。

新学年になって新入生も入り、活性化する書道部。
市民書道大会に出品したり、ライバル校の学園祭に訪たりして、俄然やる気を見せる面々。

そんな勝負にこだわる部員たちを見て、指導している主人公の祖母はへそを曲げる。
その祖母の若いころのエピソードも挿入されて、なんとか元の鞘に収まり新たな大会への出品を決めたところで以下次巻。

河合 克敏: とめはねっ! 鈴里高校書道部 9 (ヤングサンデーコミックス)

河合 克敏: とめはねっ! 鈴里高校書道部 9 (ヤングサンデーコミックス)

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April 02, 2012

内藤 泰弘: TRIGUN-Multiple Bullets

地球から遠く離れた惑星を舞台に繰り広げられるガンアクション活劇の番外編。

映画版公開に合わせた新作とおもいきや、(まだ観ていないので分からないけれど)映画版で描かれているパートのコミック版はかろうじて収録されているが、残りの大部分は他の作家の手によるトライガンの世界を描いたアンソロジー。

どの作品も悪くはないけれど、所詮は知ってる世界観だからという気がしないでもない。

内藤 泰弘: TRIGUN-Multiple Bullets (ヤングキングコミックス)

内藤 泰弘: TRIGUN-Multiple Bullets (ヤングキングコミックス)

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