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April 27, 2012

東京ヴォードヴィルショー『トノに降る雨』

戦国時代を舞台に隣の領地の当主にいきなり攻めこまれ山中に逃げ込んだ当主の話。中島淳彦作、ラサール石井演出。

生田家の当主(佐藤B作)は隣の領地の細山田家(佐渡稔)の奇襲にあい、山中に逃げ込む。正室(栗田桃子)や母親(松金よね子)を置き去りにし、側室や家臣らと逃げた当主だったが、足軽や捕虜(えなりかずき)、火縄銃職人(ベンガル)、離れて暮らす弟(山口良一)らも絡んで迫りくる敵の影に怯えながら自らの生い立ちを明らかにしていく。

このところ、劇団作品のひとつのモチーフになったいた印象のある「自分は何者だったのか」という設定を可能にする複雑な家族関係も、戦国時代を舞台にすることでなんでもアリの状況を作りやすかったように観られた。

一応、ウリだったようだが、場面転換ごとの前川清の歌は少々うざかった。

劇場はそれほど大きくないが、ベンチタイプの椅子もそれほど座り難くなく、舞台も見やすく好印象。

~2012.4.20 三軒茶屋シアタートラムにて~

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