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May 31, 2012

能田 達規: サッカーの憂鬱~裏方イレブン

サッカーに関わる人たちを描いた短篇集。

1話ごとにそれぞれの立場でプロサッカーに携わる人たちの視点で、それぞれの立場からの苦労ややりがいが描かれる。

「審判」「クラブ広報」「ホペイロ」「実況アナウンサー」「第3ゴールキーパー」「スポーツカメラマン」「通訳」「ユースコーチ」「チームドクター」「クラブ社長」「ターフキーパー」

これらのいずれも通常は注目されることがない立場で、唯一の選手も第3ゴールキーパーという通常はベンチにすら入れない存在にしたのもにくい。

職業としてサッカーに携わりたいという人だけでなく、サッカーファンにも試合をこれまでより面白く観ることができるようになるという意味でオススメ。

能田 達規: サッカーの憂鬱~裏方イレブン (マンサンコミックス)

能田 達規: サッカーの憂鬱~裏方イレブン (マンサンコミックス)

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May 30, 2012

原作:菊地秀行 作画:鷹木骰子: バンパイアハンターD 6 聖魔遍歴

菊地秀行の超未来を描いたファンタジーノベルのコミック化。

妖物などを倒しながら砂漠を渡る旅をする話。

旅自体は分かりやすいが、旅の目的やそこに隠された謎解きの部分は原作でも分かりにくく、絵になっても変わりはなかった。

原作:菊地秀行 作画:鷹木骰子: バンパイアハンターD 6 聖魔遍歴 (MFコミックス)

原作:菊地秀行 作画:鷹木骰子: バンパイアハンターD 6 聖魔遍歴 (MFコミックス)

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May 29, 2012

岡田 芽武: SHADOW SKILL(8)

「魔導力」の存在する世界に生きる闘士たちの姿を描いた作品。

故国に攻め入れられた主人公たちが戦場に戻り、敵の侵攻を食い止める巻。

戦いの中でちょこちょこ新キャラクターや隠された因縁が出てくるが把握し切れなくなっているのもしばらく前から。

岡田 芽武: SHADOW SKILL(8) (KCデラックス)

岡田 芽武: SHADOW SKILL(8) (KCデラックス)

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May 28, 2012

森 恒二: デストロイアンドレボリューション 2

閉塞感に苛まれた少年たちが社会に対してテロを仕掛けていく話。

優れた頭脳を持て余している少年と、ひきこもりから抜けだしたばかりだが不思議な能力を持つ少年が、お互いが持つものに惹かれて、それらを利用して無駄な建設中の公共事業を破壊するテロを仕掛けていく。

それに伴い、マスコミにも警察にも注目されていくが、謎の力「ワンネス」に戸惑うばかり。
一方で主人公たちにも新たに仲間が増え、力を分け与えていくことで方針にずれが生じていき、ついに人を傷つけるようになっていく。

現実世界にちょっとした超能力が出現したら、という「もしも」系の作品として割ときちんと進んでいる印象。

森 恒二: デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)

森 恒二: デストロイアンドレボリューション 2 (ヤングジャンプコミックス)

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May 21, 2012

アダチ ケイジ: グラゼニ(3)

8年目で年収1800万円のプロ野球選手の話。原作:森高夕次、漫画:アダチケイジ。

この巻では、フォームの変更や1軍と2軍の境目、女性との出会いについての裏話っぽいネタをうまくストーリーにしている。

1話完結から2~3話でひとつのストーリーにする構成になったので、ネタの幅が増えた印象。

アダチ ケイジ: グラゼニ(3) (モーニング KC)

アダチ ケイジ: グラゼニ(3) (モーニング KC)

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May 20, 2012

星里 もちる: 夜のスニーカー

性にトラウマを持つ男と未経験の女のカップルの話。

二人は散歩という共通の趣味を通じて知り合い、夜の東京を歩くようになる。
しかし、二人の仲はお互いの過去やトラウマが邪魔をしてなかなか進展しない。
周りは進展させようと躍起になるが、二人はゆっくりと距離を縮めていく。

ストーリーで扱う題材としてはストレートだけれど、どこか牧歌的な絵柄には過激さは感じられない。
概ね予想通りのハッピーエンドだったけれど、身につまされる部分が少なくなくて読むのがつらい気もした。

星里 もちる: 夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)

星里 もちる: 夜のスニーカー (愛蔵版コミックス)

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May 19, 2012

みずきたつ: 復活の地 4

小川一水のSF小説を原作とした、みずきたつの画によるコミカライズ作品。

人類が移住した惑星レンカのレンカ帝国を舞台に、帝都トレンカを襲った巨大地震からの復興を描く。

何とか復興に向けての指揮系統や暫定の行政府も作られたが、現場での混乱は続き、その中で人種間の争いや虐殺なども起きる。
そして、そもそも巨大地震は自然災害だったのか、という疑問も提示される。

行政府の中でもそれぞれの立場で思惑が入り乱れ、さて、というところで完結。
作品としてはなんとも中途半端な終わり方。

ただ原作はまだ続いているとのことなのだが、そちらに手を伸ばすにはちょっと複雑すぎるかも。

みずきたつ: 復活の地 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

みずきたつ: 復活の地 4 (MFコミックス フラッパーシリーズ)

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May 18, 2012

浦沢 直樹: BILLY BAT(8)

第二次大戦後すぐの日本を舞台に、自分の作品が模倣であることを疑い日本にやってきた日系アメリカ人のマンガ家の話。

だったが、アメリカに戻った主人公は自分の作品がアシスタントの名前でメジャーなものになっていることを知る。
ケネディ大統領暗殺事件を防ごうとするが、防げず、陰謀を知る主人公や日系女子学生は身を潜めるように生活する。
やがてコーラの懸賞を介して舞台は日本へ移り、和歌山の土地を巡るトラブルが勃発する。

何巻か前に描かれた忍者が運んでいた巻物がようやく結びつき、巻物争奪譚になってきた。
それが面白いかどうかというと微妙な感じ。分かりやすくはなったけれど。

浦沢 直樹: BILLY BAT(8) (モーニング KC)

浦沢 直樹: BILLY BAT(8) (モーニング KC)

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