獸木 野生: パーム (35) 蜘蛛の紋様 <6>
1980年代のアメリカ西海岸を舞台にした大河ドラマ、パーム・シリーズの第35弾。最終章の最終巻。
この巻ではパームシリーズ初期のエピソードから、ジェームスの刑務所時代とカーターの落ちぶれた時代を丹念に描いている。
このまま描かれ続けるかと思いきや、カーターが新しい一歩を踏み出すところで物語は終わる。
少々唐突な印象は否めないが、これはこれでうまくまとまってはいる。
あとは文章だけで発表されたカーターやジェームスのその後のエピソードをいつかコミックとして読みたいと願うばかりなのだが。
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