吉祥寺笑: 第六大陸5
2025年から2037年にかけて月面に有人施設を建設しようとする日本の民間企業を描いた小川一水のSF小説のコミカライズ最終巻。
デブリによって死亡事故を起こした第六大陸計画は存亡の危機に立たされるが、財閥令嬢の身を張ったデブリ駆除事業により世間の反発は和らぎ、若干の遅れを伴いながら計画は進んでいく。
そうした月面での工事の中で人類に未知の物質が発見される。
盛りだくさんの内容をよく最終巻としてまとめたな、という印象。
ちょっと拙速でコマ割りも細かいと思えるところもあるが、それもまた良し。
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