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March 31, 2013

夢枕獏: 宿神 第一巻

平安時代の京都を舞台に、歌と武芸に秀でた佐藤義清が親友の平清盛とともに不思議な体験をする話。

昨年の大河ドラマ「平清盛」を割とちゃんと観ていたので、ある程度の人物名と関係が分かっていたのが幸いした。
ただ、時代はドラマよりやや古く、源渡、遠藤盛遠の逸話なども入っている。
この辺はドロドロしていて面白く、これを大河ドラマにしたほうが良かったのではないかとも思ったが、さすがのNHKでも難しいかもしれない。
あとで知ったのだが、この辺は人形劇でやったことがあるようだ。

なかなか面白く、次巻以降も期待したいが、蹴鞠のシーンだけは技の名前の羅列でどんなにスゴイことか伝わりづらいのが欠点。

夢枕獏: 宿神 第一巻

夢枕獏: 宿神 第一巻

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March 30, 2013

小川一水: 天冥の標 6 宿怨 PART3

全10巻と予告されているSF大作シリーズの第8弾。

この巻では引き続き西暦2500年前後の救世軍が太陽系全域に対して宣戦布告し、《酸素いらず》の一派とともに地球に攻撃を加える戦いが描かれる。

ほぼ救世軍の勝利となった状況の中で接収した小惑星の中では救世軍と非感染者との間のコミュニケーションも生まれつつあった。
また、アイネイアが乗り込んだドロテアにより形勢も逆転可能性を見せた。
しかし、救世軍首脳の歪んだ欲望により太陽系中にばら撒かれた冥王斑ウイルスが鍵によって解放されてしまう。

わずかな希望が次々と人の悪意やアクシデントによりかき消されていく様は鳥肌が立つ。
3冊かけたエピソードもこの巻で終了。次巻から新たなエピソードに。

小川一水: 天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)

小川一水: 天冥の標 6 宿怨 PART3 (ハヤカワ文庫JA)

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March 29, 2013

岡田 芽武: SHADOW SKILL(9)

「魔導力」の存在する世界に生きる闘士たちの姿を描いた作品。

この巻ではほぼ聖王女とギネヴィアの戦いが描かれる。
その中で主要登場人物たちの隠された関係も明かされていく。

主人公の存在感はほとんどない。

岡田 芽武: SHADOW SKILL(9) (KCデラックス)

岡田 芽武: SHADOW SKILL(9) (KCデラックス)

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March 28, 2013

山崎 峰水: 黒鷺死体宅配便 (17)

仏教系大学の有志が集まって設立した死体運び業の話。大塚英志・原作、山崎峰水・画の第17巻。

この巻で扱われているネタはゾンビ、学生運動のセクト、カルト宗教。

後半は大塚英志の得意とするところだが、新しいネタが無くなってきたのか。

山崎 峰水: 黒鷺死体宅配便 (17) (カドカワコミックス・エース)

山崎 峰水: 黒鷺死体宅配便 (17) (カドカワコミックス・エース)

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March 27, 2013

田島 昭宇: 多重人格探偵サイコ (18)

猟奇殺人と多重人格、プロファイルなどをテーマにしたサスペンス。大塚英志原作、田島昭宇画の18巻。

西園弖虎、笹山、犬彦の一行は京都での戦いを終え、東京へと向かう高速道路上で追撃を受ける。
弖虎の反撃により追手を撃退、伊園若女との決着を付けるべく、東京へと向かう。

戦闘シーンは派手だがストーリーはさほど進まず。

田島 昭宇: 多重人格探偵サイコ (18) (カドカワコミックス・エース)

田島 昭宇: 多重人格探偵サイコ (18) (カドカワコミックス・エース)

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March 26, 2013

大和田 秀樹: 風評破壊天使ラブキュリ

放射能に関するデマを流す勢力と戦う宇宙人から力を得て立ち向かう少女の話。

基本的にはプリキュアのパロディという構成を採っているが、そこで扱われている情報は丁寧な説明とともに信頼できるものとなっている。

敵の形でデマの類型化もされており、目立ちたいという欲求からくるもの、人の不安につけ込み商売のネタにするものなど、分かりやすくなっている。

面白いけれど、現実をネタにしているだけに笑うに笑えないというのが正直なところ。

大和田 秀樹: 風評破壊天使ラブキュリ (チャンピオンREDコミックス)

大和田 秀樹: 風評破壊天使ラブキュリ (チャンピオンREDコミックス)

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