June 04, 2008
パンダと青年の会話による不条理ショートコント劇集。
白盤、黒盤が好評だったと言うことで作られた第二弾の内の1枚。
コントはまあまあ。面白いのは「ヨガ講座」くらいか。
それよりもコントの合間に挟まれている中国紀行が興味深い。
白盤、黒盤でパンダクロニクルを演じていた役者が、中国四川省のパンダ保護センターを訪ねるというもの。
ドキュメンタリーなどで何度も観たセンターではあるものの、その間の町並みや道すがらをチープな映像で見せている。
それらは、先頃の大地震で被害を被った地域に他ならない。
映像の中の風景が、今どうなっているかを考えると感慨深い。
映像特典は、監督・堀部圭亮、主演の堺雅人、声の出演・生瀬勝久の対談。第3弾の次回作もほぼ決まっているということで、タイトルや企画を勝手に考える件がいちばん面白かったかと。

やさぐれぱんだ 銀盤
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June 03, 2008
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品の完結編。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編として制作されたもの。
完結編では、月に戻り再会した仲間が体制側になっていたことに衝撃を受けながらも、説得を重ねて地球へ戻ろうとする。
そこでは、かなり青臭い青春もののエピソードが展開される。
このシリーズの冒頭からその要素はあったものの、SF的な味付けに誤魔化されていた部分があって、それをあからさまにされてしまうとちょっと萎える。
ちなみに完結編もTV CMとは異なっており、CMを見ただけで分かった振りをしていると裏切られる。
CM自体は特典映像に入っているが、いっそのことCMのストーリーでも別バージョンとして一本作ってみてはどうだろうか。
FREEDOM特別編 FREEDOM SEVEN
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May 13, 2008
パンダと青年の会話による不条理ショートコント劇集。
白盤、黒盤が好評だったと言うことで作られた第二弾。
不条理ネタとして第一弾よりエスカレートしているのはもちろんだが、その分、初めて観る人には辛いだろう。
これを見る前に白盤、黒盤は見ておくことを強くお勧めしたい。
やさぐれぱんだ 金盤
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May 08, 2008
気弱な少年がヒト型戦闘体エヴァンゲリオンに乗り込み、謎の存在である人類の脅威・使徒と戦う話。1995年に放映されたアニメーションのRebuildとして新たに制作された2007年公開作品。初見。
登場人物は変わらず、設定もほぼ変わらないということで、どうしても元の作品との違いばかりに気持ちが向かってしまう。
とはいえ、記憶に残っている映像との比較のため、冒頭は何も変わっていないかのように感じられる。
やがて、それなりに書き込まれたキャラクターの表情、CGによって作り込まれた使徒など、徐々に変更点に気付かされる。
また、まったく記憶にないシーンや、元の作品では終盤にしか出て来なかった謎の存在が当たり前に登場するを目の当たりにするに至って、これがRebuildという意味か、と知ることとなる。
画面は全編に紗がかかったようなフィルターがかけられているようで、暗めの部分が見づらい。
特に戦闘シーンが夜の場面が多いため、細かな書き込みが視認しづらくなっている。
これが映画公開時のクオリティなのかどうかは、スクリーンで見ていないため不明だが。
二枚組のもう一枚には庵野監督による字幕挿入バージョンの本編に加え、予告編とメイキングが収録されている。
メイキングは下手な説明はなく、原画やCGのフレームを重ねていく様をBGMのみで見せるという珍しい演出。BGMも2パターンあり、ラヴェルのボレロバージョンは秀逸な出来となっている。
なんにせよ、全4部作と告知されているため、次回作を見ないと何とも言えない部分は少なくなく、その期待を抱かせるだけの引きは見せている。
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 特装版
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May 07, 2008
パンダと青年の会話による不条理ショートコント劇集。
同時に購入した白盤と比べると、今ひとつ。
青年の言葉をパンダが勝手に解釈して、その意志不疎通を笑うというパターンがいくつかあるが、いずれも大笑いできるほどではなく。
コントの合間の「パンダクロニクル」の方が侘びしくて面白かった。
一番笑えたのは映像特典の監督・堀部圭亮、主演の堺雅人、声の出演・生瀬勝久のチープな対談。
やさぐれぱんだ 黒盤
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March 28, 2008
パンダと青年の会話による不条理ショートコント劇集。
ネット発のコミックが原作とのことだが、未見。
堀部圭亮が脚本・監督、青年役に堺雅人、パンダの声に生瀬勝久という名前に惹かれて購入。
堺雅人が若干不安ではあったけれど、淡々とした涼しい感じがうまく笑いに結びついている。
お気に入りのネタは「ニホンゴスコシネ」。
映像特典にはメイキングと未使用映像で、いずれも本編と同じレベルで楽しむことが出来る。
やさぐれぱんだ 白盤
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February 17, 2008
サッカー、Jリーグの浦和レッドダイヤモンズがクラブチームのアジアチャンピオンを争う2007年のアジアチャンピオンズリーグで優勝するまでの戦いの模様を収めたDVD。
予選リーグ6試合(4チームの総当たりでホーム&アウェイで2試合ずつ)と予選リーグを勝ち抜いたチームと前年優勝チームを加えた8チームで争う決勝トーナメント6試合(ホーム&アウェイで2試合ずつ)が収められている。
考えてみれば、ホームゲームはすべて観戦しており、テレビの画面で見るのはほとんど初めてであることに気付く。
TVニュースではゴールシーンしか紹介されないが、惜しいチャンスや失点シーンもきちんと収録されている。
そして何より、TV中継の実況と解説がまったく収録されていないことは高く評価できる。
落ち着いた調子のナレーションはじわじわと観ているものを盛り上げるが、これをもメニュー操作でカットできる。
試合のダイジェストに選手たちのインタビューが良いリズムで挿入されており、小気味よい。
下手な演出を入れず、どれだけの偉業を成し遂げたのかがじんわり伝わってくる。
また、これにつながるクラブワールドカップの模様が一瞬だけ入っているところも心憎い。
これはクラブワールドカップの予選ではなく、アジアのチャンピオンを決める本選なのだ。
それが一枚にまとまっているからこそ意味があると分からせてくれる。
パッケージは2枚組。
特典ディスクには最終戦となる決勝ホームゲームの様子がナレーションもなしでノーカット収録されている。
浦和レッドダイヤモンズ栄光への軌跡AFCチャンピオンズリーグ2007
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February 06, 2008
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編として制作されたもの。
この巻では、地球にやってきた主人公二人が二年の歳月をかけて月へ向かおうとロストテクノロジーを集めてロケットを打ち上げるまで。
6巻で終わりと思っていたが、ストーリー展開も当然終わっておらず、「FREEDOM SEVEN」という予告が入って終わる。
TV CMではずっと先の展開が放映されているので、まぁ想像は付いていたけれど。
映像特典には、本編で描かれなかったというよりアナザーストーリーの様相を呈してきたTV CMが収められている。
その他の映像特典では、前巻に引き続き脚本と監督がアメリカでスミソニアンの航空宇宙博物館をロケハンがてらの見学をした模様が収められている。
アポロ計画に至るまでの歴史が貴重な資料と共に展示されており、作品の世界と相まって、興味深い映像が多く収められている。
その中で「FREEDOM SEVEN」の意味についても述べられており、とりあえず納得。
FREEDOM 6
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January 24, 2008
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編として制作されたもの。
この巻では、ようやく探し当てた少女に出会い、月から来たことを理解してもらうまで。
TV CMではずっと先の展開が始まっているが、そこにつながっていくとは思えない段階で終わっている。
TV CMとの乖離を認めるかのように、映像特典にCMが収められている。
その他の映像特典では、アメリカで行われたアニメエキスポに出展、脚本と監督が参加した模様。
リアルなアメリカでの反応などが興味深い。
FREEDOM 5
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November 06, 2007
ヨーロッパの自転車ロードレースチームを描いたアニメーション作品。初見。
前作「茄子 アンダルシアの夏」が気に入ったので、早速購入。
舞台は日本で開催されるジャパンカップとなっていて、宇都宮郊外でのレースの模様がリアルに描かれている。
大雨のレースの中でのチーム戦略や登坂、スプリント競争など、ロードレースの見どころはいかんなく詰め込まれている。
その一方で、それを初心者向けに説明するシーンはないので、まったく自転車レースを知らないと難しい点も多いかもしれない。
ストーリーには、有名選手の自殺というエピソードが添えられてはいるものの、そこに押しつけがましい含蓄やテーマといったものは見られない。
逆に意味不明なライバル選手の行動などは描かれるが、それが何を意味しているのかは最後まで分からない。
その意味で消化不良の部分はあるものの、全体としてレースの醍醐味は十分に満喫できる。
絵柄は前作よりも「ルパン三世」っぽくなっていて、大丈夫だろうかといらない心配をしてしまうほど。
レースのリアリティとは違和感なく融合されていて楽しく見ることができる。
声優陣では主人公のペペ役の大泉洋が意外な小器用さを見せている。ただ、チームメイトの声が山寺宏一なので、どうしてもそちらの方が主人公らしくなってしまうのは致し方のないところか。
茄子 スーツケースの渡り鳥
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November 01, 2007
新宿を舞台にサイボーグ化された妖怪「御座衆」とその新宿支配を阻もうとする鴉という存在の話。最終巻。
前巻のラストで復活した乙羽による鴉は、廻向による鴉との対決に挑む。
他の街から来た女子校生による鴉の支援もあり、乙羽は廻向に捕らえられた鵺を救出し、廻向のエネルギー源を絶つ。
戦いの場面は確かにスピード感があり、目をひくものの、第一話の冒頭を観ている以上、それを越える衝撃がないのは致し方のないところか。
また、戦いを終えた後の風景を描いた背景の出来も疑問。手抜きなのか味わい深さを出しているのか分からないレベルではあるものの、それまでのクオリティからすると違和感は否めない。
シリーズ全体としては、一定のクオリティを維持しストーリーも意外に分かりやすく収斂しており、評価はできる。
鴉-KARAS-第六話 2枚組コレクターズエディション
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October 16, 2007
新宿を舞台にサイボーグ化された妖怪「御座衆」とその新宿支配を阻もうとする鴉という存在の話。
前巻から流れで一気にストーリーは進む。鵺は御座衆を束ねる廻向に絡め取られ、新宿という地の粛正が開始される。
池袋、中野、六本木を想起させる高層ビルが御座衆によって占拠され、新宿を中心に結界が作られる様は圧巻。
その中で人間に戻った主人公・乙羽は逃げる少女を助けながら襲いかかる御座衆に立ち向かっていくが、生身の体ではいかんともし難く、遂に倒れてしまう。
その時、サイボーグ化を前提とした廻向のやり方に与しない妖怪、そして土地の意志が新たなゆりねを生み出す。
残酷な描写も多く、冒頭から息もつかせぬスペクタクルシーンの連続には圧倒される。
そしてラストの引きは、次の最終巻に大いなる希望を抱かせてくれる。
鴉-KARAS-第伍話 コレクターズ・エディション(初回限定生産)
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October 04, 2007
警察の不正を暴こうとする女刑事の話。TVドラマから2007年春に映画化された作品のDVD版。
映画での事件は警察病院にテロリストが立てこもったというもの。その警察病院には主人公である雪平夏見(篠原涼子)自身が狙われた自動車爆破に巻きこまれたひとり娘が入院していた。
テロリストの狙いは、正体は、と捜査本部が混乱する中、雪平は娘の身を案じ単身病院へ乗り込んでいく。
フェイクを重ねて謎解きが人気だったドラマの続編だけに、テロリストの企みを阻止するだけでなく、終盤にかけて本当の狙いや裏で糸を引く人物が次第に明らかになっていく。
とはいえ、約2時間にまとめてられてしまうと、良くできたハリウッド映画のような印象も受ける。
特に動機が娘のためというところや、そのために無謀な行動に出るところ、それでいて活躍してしまうところなどなど。
できすぎた話という印象が強いが、もう一度見直してみると、伏線のように前半で登場人物がかけていた携帯電話の相手が誰なのかによって、アリなのかもしれないと思えたりもする。
それが意図されたものかどうかは分からないが、少しだけ見直した。
役者陣では生き残っている登場人物は当然として、新キャラとしては椎名桔平、成宮寛貴、大杉漣が主要キャラとして登場。いずれも安定感のある演技で安心して見ていられる。
DVDは2枚組。2枚目の特典映像には未公開シーンと予告編、メイキング。このうちメイキングはテレビの宣伝番組のようなもので今ひとつ。未公開シーンの方が見やすくて面白い。
アンフェア the movie
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September 18, 2007
新宿を舞台にサイボーグ化された妖怪「御座衆」とその新宿支配を阻もうとする鴉という存在の話。
前巻からおよそ2年の空白を経て、ようやくの続編。
前回、見え始めたストーリーがより鮮明になっている。
鵺が語る鴉という存在の意味。鴉を呼び出すゆりねという存在についてもセリフのやり取りの中で説明される。
そして、御座衆を束ねる廻向という存在の位置付けも明らかになっている。
また、主人公(と思われる)・乙羽についても一週間前を振り返る形で、人間であったときのエピソードが語られる。
アクションシーンは後半、鵺と廻向との戦いという形で繰り広げられる。
また、女性版の鴉も登場。
次巻以降に期待をつなげている。
映像特典は別ディスクとなっており、これまでを振り返る形で作品を解説している。
2年間の空白についても、隠すことなく説明をしているが、それだけが真実かどうかは分かりかねる。
今後は1ヶ月ごとに最終6巻まで出されるらしいので、それをしっかり楽しみたいと思わせる巻。
鴉-KARAS-第四話 2枚組コレクターズエディション
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August 14, 2007
中崎テツヤの原作を実写映像化した作品。初見。
演じるのは板尾創路、木下ほうか、三浦アキフミの面々。
仕事をせず、上司の文句を言い、常にもてたいと考えているサラリーマンの生態を下ネタも織り交ぜながらシュールに描く。
爆笑と言うより、くすぐる感じが多いが、中で面白かったのは「悲しき思い出」か。
映像特典はメイキング映像の他、木下ほうか監督による空き時間を利用した別作品も収録。
出演者のインタビューによると撮影は二日間だったようだが、その合間にもう一本出演者が撮るって、どんな撮影現場なのかと思ったり...
男の生活
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August 09, 2007
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編として制作されたもの。
前巻のラストで地球へ旧型ロケットで向かったところから始まり、地球上での冒険が描かれる。
フロリダを目指して突入するが、ラスベガスに着陸し、そこから陸路フロリダを目指す。
その道行きの冒険譚になるが、不思議なことに現在放映されているカップヌードルのCMのシーンが見られない。
展開上は、次の巻でそのシーンが描かれるとは思えないのだが。
映像特典はスタッフの座談会。前巻までに比べるとかなりお得感は薄い。
FREEDOM 4
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August 08, 2007
2007年2月にNHKで放送された連続経済ドラマのDVD化。
米系投資ファンド・ホライズンの日本代表として赴任した鷲津(大森南朋)は、国内大手銀行の債権処理に関わる中でかつての上司・芝野(柴田恭兵)とことあるごとに対立していく。
いくつかの債権処理に関わる中で、経営の傾いた旅館の跡継ぎ息子(松田龍平)がIT企業の経営者として、銀行員時代の鷲津が貸し剥がしによって首を吊った工場経営者の娘(栗山千明)が報道記者として、鷲津や芝野の前に現れる。
銀行がこれまでに無理矢理貸し出して不良化している債権の処理にファンドが使われ、銀行が付き合いや人情の名の下に手を付けられなかった債権をファンドに押しつける構図や、ファンドが傾いている経営を再建するために無能で会社を私物化している経営者をすげ替える様子などがリアルに描かれる。
ハゲタカ DVD-BOX
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August 07, 2007
東京・神楽坂の老舗料亭を舞台にした2007年放送の青春ドラマ。倉本聰脚本作品。
ストーリーは料亭の建て直しを図る女将(岸本加世子)と、それに反対する大女将(八千草薫)の対立、主人公である若い板前(二宮和也)の恋愛模様が描かれる。
料亭を巡る対立には、街のありようなども絡み、どちらに与するのかの戸惑いは考えさせられる。
その一方で主人公の恋愛模様は拙く魅力が感じられない。
フランス語縛りのデート、高級レストランで極度の緊張と失敗、勝手な思い込みから約束を平気で反故にするなど、お寒い限り。
本編は6枚のディスクに収められ、特典として1枚が独立してパッケージになっている。
特典は制作記者会見、セット紹介、神楽坂ロケ地紹介、クランクアップの様子、キャスト・スタッフ紹介など。
神楽坂ロケ地紹介は料亭の娘役だった福田沙紀がナビゲートしており、場所も割とメジャーなところばかりで目新しさはない。
拝啓、父上様 DVD-BOX
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July 24, 2007
男女の想いの距離を描いた三つの連作をまとめた作品。新海誠監督。
第1話「桜花抄」は、中学進学と同時に離ればなれになった中学一年生の男女が手紙のやり取りを重ね、少年が少女の引っ越し先へ訪ねていく小旅行を描く。
小学校時代にお互い転校生だったことで仲良くなったものの、離れたことで手紙をやり取りする距離ができ、それでも東京と栃木という行き交いができないわけではない距離を中学一年生が訪ねていく設定は絶妙。
初めて冒険に出るような少年の期待感と不安感がどうしようもなくよく出ている。
第2話「コスモナウト」は、種子島を舞台に高校三年生の男女の姿を描く。
自分の進路も決められない少女は、どこか遠くを見ている転校してきた少年に中学時代から言い出せなかった想いを伝えることで、すべてを好転させようとする。
大人になることを強いられる年代の焦りと、何か外からの力で変えたい、変わりたいという気持ちは良く伝わってくる。
第3話「秒速5センチメートル」は、社会に出て3年目、必死にやってきた仕事に疲れ果て会社を辞めた男が、中学時代に想いを寄せた女性を思い出す姿を描く。
何かきっかけがあったわけではないのに、次第に疎遠になっていく男女の想いを、いくつかの空白期間を思い起こさせるイメージが、山崎まさよしの「One more time, One more chance」をバックに流される。
同監督のデビュー作「ほしのこえ」に比べると、SF的要素はほとんどなく、そこで描かれた男女の間で交わされる想いのみを描いた作品と言えるだろう。
映像は確かに美しいものの、驚くようなアクションや動きがあるわけではなく、強いて言えば、現実世界から切り取った風景がリアリティを生んでいるくらいのものだろうか。
その意味でも、同監督のベースにテキストというものがあり、その表現方法がアニメであるような印象を強く持つのであった。
秒速5センチメートル 特別限定生産版 DVD-BOX
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July 12, 2007
謎の覆面レスラー、エル・ポポラッチと、街の人々の姿を描いた1分ドラマ18編を収録した作品。
NHKで番組と番組の合間に予告なく放映されていた1分ドラマ、だそうだけれど、まったく見たことがなく、話題になっていたことすら知らなかったけれど、面白そうなので購入。
街の人々として脇を固める俳優陣が豪華。鈴木京香、鹿賀丈史、温水洋一、小栗旬、小日向文世、南海キャンディーズのしずちゃんなど。
1分ドラマ18編なので収録時間は18分しかないのだけれど、映像特典が50分以上収録されている。
インタビューやビミョーな記者会見、特別編集版など見応えのある内容が充実している。
中ではエルポポ体操を踊る武蔵が妙に器用なのが面白い。できればイメージソングを歌うミッチーも出て欲しかった。
エル・ポポラッチの正体については堀北真希がインタビューで喋ってしまっている箇所がピーで消されている。こういうお約束はたとえインタビューでも守って欲しいと思うのだった。
1min.ドラマ「エル・ポポラッチがゆく!!」
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June 25, 2007
未来都市"ロムド"を舞台に謎の殺人事件を追う女性リル・メイヤーを描いた作品。全9巻。
最近の本格派アニメにありがちな、何の前提も説明もなく、いきなり世界観を見せつけられ、エピソードを重ねながら視聴者に舞台設定を把握させていく手法を取っている。
当初は機械による殺人というSFサスペンスものといった様相が、謎のキャラクターが登場したところで趣を変え、主人公も交代したかのような展開を見せる。
画面は舞台設定を反映して全体的に暗く、萌えの要素も少なく、エピソードも謎を残したままインターミッションのような観念的なものが続く。
それゆえ、続けて観ていくのは非常につらく、何度も挫折しそうになった。
それでもラストは話が非常に大きくなりながらも何とかきちんとまとめているのはスゴイ。
こんなハードな作品がコミックになっているというのが興味深い。
Ergo Proxy 1 初回限定版
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June 16, 2007
川崎の探偵事務所5に所属する5で始まる3桁のナンバーで呼ばれる探偵たちの話。
Another Storyというインターネットで公開されている作品をDVDにまとめた第8弾。
File8には「NIGHTMARE SOLDIERS」と「終わらない別れ」(杉山嘉一監督作品)を収録。
「NIGHTMARE SOLDIERS」
記憶をなくし、危険な仕事ばかりを請け負う探偵555(虎牙光輝)は、代議士の娘の救出に向かう。そこに現れた犯人は探偵555の過去を知る人物だった。
探偵555が再びの登場。探偵という言葉のイメージからはかけ離れたアクションシーンは相変わらず。
「終わらない別れ」
探偵511(柏原収史)は、恋人の思い出を忘れたいという女(黒沢あすか)の依頼を受け、思い出の品々の処分に立ち会う。
いつまでも思い出を断ち切れない女の姿に、探偵511はいつしか惹かれていく。
探偵としては御法度の「依頼人への恋心」を描いたラブストーリーとしてはラストに至るまで良くできている。
黒沢あすかを見るのは「六月の蛇」以来な気がするが、こんな顔だっけ?と思ってしまった。
探偵事務所5” Another Story File 8
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June 06, 2007
川崎の探偵事務所5に所属する5で始まる3桁のナンバーで呼ばれる探偵たちの話。
Another Storyというインターネットで公開されている作品をDVDにまとめた第7弾。
File7には「マクガフィン(前・後編)」(當間早志監督・脚本・撮影・編集作品)を収録。
「マクガフィン」
探偵事務所5沖縄支部を担当する探偵515(藤木勇人)は、捜査依頼の妊婦(洞口依子)を偶然により素早く見つけるが、彼女が探しているという過去の記憶を一緒に探し始める。
彼女が思い出す『マクガフィン』というキーワードを辿り、米軍や実験計画などの陰謀が顔を現し始める。
沖縄支部ということで舞台はほとんど沖縄(と思われる)。その時点で探偵事務所5のシリーズとしては異質だし、探偵515はお決まりのスーツも着ていないし、何でもありなのだな、とちょっと凹む。
それを除けば、作品自体は良くまとまっており、沖縄の空や海がきれいに描かれている。
惜しむらくは探偵515がなぎら健壱にしか見えないことくらいか。
探偵事務所5” Another Story File 7 マクガフィン
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May 17, 2007
川崎の探偵事務所5に所属する5で始まる3桁のナンバーで呼ばれる探偵たちの話。
Another Storyというインターネットで公開されている作品をDVDにまとめた第6弾。
File 6には「指紋の記憶」(林海象監督作品)「青い鳥を探して」(萩生田宏治監督作品)を収録。
「指紋の記憶」
貫地谷しほり演じる宍戸会長の孫娘・瞳は、探偵グッズを扱う店で指紋採取キットを購入。身近なものから指紋を採取していく中で、自分の部屋にあったマトリョーショカに見慣れない指紋を見つける。
宍戸会長の息子、探偵501(佐野史郎)の過去など、設定の中にある謎を扱った回。ややインターミッションと言った趣。
「青い鳥を探して」
鈴木リョウジ演じる探偵542は失踪した建築家(田中哲司)の捜索を依頼される。程なく建築家は見つかるが、青い鳥がいなくなったとつぶやく建築家の状態を見かねた助手から新たな依頼を受ける。
演劇の舞台のようなセット、観念的な、けれど見え見えのストーリーは最後まで予想を裏切ることがない。探偵という設定は「探す」というキーワード以外に必要ないように思える。
探偵事務所5” Another Story File 6
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May 09, 2007
そこに名前を書くと、名前の主が死んでしまうという死神のノート"デスノート"を巡る話。
2006年6月と10月に前・後編として公開された映画作品のDVD化。金子修介監督作品。初見。
警察官僚を志す大学生・夜神月<ライト>(藤原竜也)は、法制度の抜け穴を突いて罰を受けずにいる犯罪者たちの存在を知り、偶然手に入れた"デスノート"により、犯罪者たちを断罪していく。
犯罪者たちの相次ぐ死は、いつしか"キラ"という存在の手によるものとして人々の口に上るようになる。
警察も"キラ"という存在を連続殺人犯との位置付けで断定し、捜査を開始する。
そこには世界的な私立探偵エル(松山ケンイチ)の存在があり、エルは独自のやり方でキラを追いつめていき、対決姿勢を強めていく。
コミックスで一通り読んでいたので、前・後編にまたがるとはいえ、よくもここまで限られた時間の中にまとめられたというのが第一印象。
そのために、コミックスのストーリーからはアメリカを舞台にした部分などが割愛されている。
とはいえ、コミックスの時点でもさすがに冗長的と思われた箇所だったので、却ってスッキリと分かりやすくなった印象。
映像特典は、本編ディスクに藤原竜也と松山ケンイチの簡単すぎるコメントと予告編。特典ディスクにはメイキングが本編と同じくらいの分量で収められている。
メイキングは時系列を追って収録されているため、割と見やすい一方、公開前後のイベントの模様がさほど入っていないため、役者陣はほとんど役の姿しか含まれていない。
DEATH NOTE デスノート / DEATH NOTE デスノート the Last name complete set
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May 07, 2007
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編として制作されたもの。
2巻のラストで地球の姿を見に月面を無断で走行したことにより管理局のマシンに追い回されるところから始まる。
その管理局の態度に、触れてはいけない謎に触れてしまった感覚を覚えながらも、主人公は地球に向かう決意をする。
決意から実行までが拙速とも言える展開で、息をもつかせぬといえば聞こえはよいが、禁忌に触れてしまったという感覚は今ひとつ。
そんな主人公のキャラクターを「バカ」の一言で片付けてしまって良いものかどうか。
映像特典はFREEDOM2のダイジェスト、アポロ計画の歴史。
後者はケネディ大統領の演説から月に向かう計画が開始され、失敗を乗り越えながら成功に至るまでを教養番組風にまとめている。
あまり気取っていないところが好感を持てる。
FREEDOM 3
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April 12, 2007
2006年に放送されたサスペンス連続ドラマのスペシャルのDVD化。初見。
スペシャル版は連続ドラマの最終回から9ヶ月後という設定で始まる。
前回の事件はまだ終わっていなかったという振りの中、警察OBたちの相次ぐ死亡事故が連続殺人事件ではないかと考えた雪平(篠原涼子)が単独で捜査を始める。
OBたちがつながっている公安部の暗躍、前回の事件で犯人が開設していたWebサイトの復活、雪平の父親の死などが絡み合ってひとつに結びついていく。
公安部という警察組織の描き方が絶妙で、新たな犯人をカモフラージュする役目を十分に担っている。
一方で、タイトルにもなっている暗号解読はやや無理矢理だったし、新たな犯人も前回同様にもっとも犯人らしくない雪平の近くにいる人物と、中途で予想がついてしまったのは今ひとつ。
いずれにせよ、メディアミックスにより劇場版公開につなげるという意味では十分に楽しめ、引きも良く終わっている。
映画館に観に行く暇があるかなぁ。
アンフェア the special 「コード・ブレーキング ~暗号解読」
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March 28, 2007
2006年に放送されたサスペンスドラマのDVD化。初見。
主人公は検挙率No.1で子持ちでバツイチの女性刑事(篠原涼子)。その強引なやり方には同僚から非難されることも。
事件は連続刺殺事件を予告する小説が送られてくるところから始まる。
作家、編集者、その間の男女関係を巡って思惑が錯綜する。
結果、事件は解決したかと思われた瞬間、新たな事件が起きる。
事件は関連しているのか、それとも無関係なのか、誰が被害者で誰が加害者なのか、共犯者が身内にいるのか、思惑は疑心暗鬼となってますます錯綜していく。
一回で事件がひとつ解決されていく形式ではなく、シリーズ通して事件を追っていくのは緊張感を持続していくことが難しいと思われるが、次々とわき起こる謎と事件がそれを奇跡的に維持している。
また、主人公が子持ちのバツイチであることも、親子間の感情のもつれ、元夫婦間の信頼関係など、事件を解決していく上でのサイドストーリー以上の効果を発揮している。
映画化されるというので風邪をひいてしまった機会に一気観。
役者陣がみな怪しく見せているだけあって、芸達者。中では加藤雅也が最初分からないくらいのやれ方が気に入った。
映画版につながっているというスペシャル版も観なければ。
アンフェア DVD-BOX
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March 15, 2007
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編として制作されたもの。
1巻のラストで宇宙から落ちてきた写真を巡って、そこに写っている少女を捜し始めるところから始まる。
その屈託の無さに、写真から地球を想像しない物語世界の常識を垣間見せながら舞台であるEDENの謎に迫っていく。
ラストで月面でのビークルとEDEN管理局とのマシンとの攻防を描いたシーンはサラウンド効果が高く、明確な迫力が感じられる。
映像特典はFREEDOM1のダイジェスト、アポロ計画の歴史。
特に後者はロケット開発の歴史も交え、アカデミックに人類の月面への取り組みを教養番組風にまとめていて、なかなか見応えがある。
次回に続くと言うことなので割と楽しみ。
FREEDOM 2
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December 13, 2006
人々の頭脳がネットワークによって結ばれている近未来、巨大な陰謀に立ち向かう公安9課の活躍を描いた作品。神山健治監督作品。
テロリスト達の連続自殺事件から端を発し、子供達を使ったウィルステロの陰謀、その影に見え隠れする"傀儡廻"と呼ばれるハッカーの存在、信じられない数の誘拐事件から政府の巨大な陰謀まで、アクションを交えたサスペンスがノンストップで展開される。
テロリストや犯罪者の悪事を暴くだけでなく、背景となる社会現象として高齢化や児童虐待も散りばめられ、作品にふさわしい硬派な印象を受ける。
これまでの攻殻機動隊シリーズ作品と直接的なつながりはないとはいえ、公安9課という組織への説明はほとんどなく、草薙素子というキャラクターへの言及もないことから、少なくともシリーズの人間関係くらいは把握してから観る必要はあるだろう。
特典DISCはスタッフインタビューなどがメインだが、一番楽しめるのはショートアニメ。
PLAYSTATION3にて鑑賞。
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society
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December 12, 2006
戦後日本の外食文化を『立喰師』と呼ばれる存在を通して描いた作品。押井守原作・脚本・監督作品。
押井守の持ち味である膨大なテキストを、スーパーライブメーションという独特な方法で表現している。
このスーパーライブメーションという手法は静止画をCG処理により、静止画の味わいのまま動かすもので、同監督の「ミニパト」から通じて原画がイラストから実写へと進化している。
が、しかし、そうした表現方法の進化が素人とも言えるアニメ界のスタッフ達をキャストとして利用できるという利点以上に物語に影響を与えているとは正直感じられない。
また、『立喰師』という架空の存在を擁して戦後日本社会を描き出す手法は仮想戦記にも通じ、外食産業という側面からの視点はユニークかつ興味深い。
が、しかし、膨大なテキストのナレーションを一度で把握することは非常に困難と思われ、またサスペンスやアクションのまったくない地味な内容と構成に観ているものの支持がどこまで得られるかは甚だ疑問を禁じ得ない。
特典DISCの内容は制作現場についてのドキュメンタリー、押井監督と深作健太監督との対談の模様。どちらもさほど魅力的とも思えず。
立喰師列伝 コレクターズセット (初回限定生産)
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December 07, 2006
月面都市に生きる少年たちを描いたアニメーション作品。
カップヌードルのCMに端を発したFREEDOM projectの本編とし